マヨネーズ・ドレッシング特集2025
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洋風調味料の中で最大の市場規模を持つマヨネーズ・ドレッシング。24年は前年の鶏卵高騰に伴うマヨネーズの値上げから一巡したことで、金額面の失速も懸念されたが、家庭用の通年販売額は前年比0.7%増の1521億円(本紙推計)となり、プラス基調をキープした。(横田弘毅)
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◆マヨネーズ・ドレッシング特集:新価格定着 数量も復調へ
調味料 特集 2025.02.26洋風調味料の中で最大の市場規模を持つマヨネーズ・ドレッシング。24年は前年の鶏卵高騰に伴うマヨネーズの値上げから一巡したことで、金額面の失速も懸念されたが、家庭用の通年販売額は前年比0.7%増の1521億円(本紙推計)となり、プラス基調をキープした。…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:マヨネーズ=レギュラー支持盤石
調味料 特集 2025.02.26●国産発売100周年で熱視線 24年の家庭用マヨネーズ総販売額は前年比1.5%増の670億円で着地した(本紙推計)。プラス成長は3年連続。ただし、24年とそれ以前とでは市場環境と増加要因が大きく異なっている。 マヨネーズは21~23年にかけて計4…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:ドレッシング=需要停滞に終止符
調味料 特集 2025.02.26●上位アイテムが万能調味料化 20年代初頭まで長期にわたり安定成長軌道を保っていた家庭用ドレッシング。天候不順による野菜高の影響で需要が一時的に落ち込む場面もみられたが、生活者の旺盛な野菜摂取意向と家庭常備本数の拡大を追い風に、着実に市場規模を押し…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:キユーピー 「キユーピーマヨネーズ」100周年…
調味料 特集 2025.02.26キユーピーの前期(24年11月期)の市販用調味料売上高は前年比5%増の775億円で着地した。このうちマヨネーズは手堅く微増、ドレッシングも前半戦の貯金と新商品・リニューアル商品効果で前年実績を上回った。 マヨネーズは23年の値上げ後の新価格が定着。…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:味の素 「ピュアセレクト」強みの鮮度アピール
調味料 特集 2025.02.26味の素は「ピュアセレクト マヨネーズ」「同コクうま65%カロリーカット」の主力2品が成長を続けている。今3月期売上げも前年実績を超え、CMを中心に「とれたて3日以内の国産新鮮たまごだけ」を使う本価値を定着させた。強みにする原料の鮮度を旬の食材訴求も通…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:日清オイリオグループ 主力「ダイエット」大容量…
調味料 特集 2025.02.26日清オイリオグループは主力の「日清ドレッシングダイエット」「日清アマニ油ドレッシング」「日清MCTマヨネーズソース」「同ドレッシングソース」、卵不使用の「日清マヨドレ」などを多彩に展開。24年度(12月まで)は野菜高騰の影響の中、物量で前年並みを維持…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:エスエスケイフーズ 賞味期限を「年月」表示へ
調味料 特集 2025.02.26エスエスケイフーズの今期(25年3月期)ここまでの売上高は24年10月以降、節約志向と野菜価格高騰の影響を受けやや停滞しているが、前年超えで推移している。そこで既存品リニューアルと新商品発売に注力。物価高で鈍化する販売数量の向上に取り組む。さらに4月…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:ブルドックソース 「&Bull-Dog」配荷増…
調味料 特集 2025.02.26ブルドックソースの「&Bull-Dog」ブランドの「素材を味わうDRESSING」シリーズは、配荷率も首都圏中心から他エリアにも広がりをみせるなど順調に増え、好調を維持している。 同シリーズは、添加物(増粘材・甘味料・香料)不使用で、具材感たっぷり…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:理研ビタミン 「ノンオイル青じそ」若年層への提…
調味料 特集 2025.02.26理研ビタミンの家庭用ドレッシングは前年並み(4~12月)で推移。「リケンのノンオイル」シリーズは苦戦も、主力の「青じそ」で、唐揚げ、豚カツなどハイカロリーのギルティフードをあっさり食べられるという食べ方提案を若年層に訴求したマーケティング戦略が奏功し…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:ケンコーマヨネーズ 汎用性に対し価値高まる
調味料 特集 2025.02.26ケンコーマヨネーズのマヨネーズ・ドレッシング類の今期9ヵ月累計売上げは、外食市場の伸長を背景に、好調だった上期の勢いを継続して前年を上回って推移している。特にドレッシング類は、野菜だけでなく肉類にも用途が広がっており、その汎用性に対する価値が高まって…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:三栄源エフ・エフ・アイ 独自の新乳化技術を展開
調味料 特集 2025.02.26三栄源エフ・エフ・アイは、独自の技術開発で実現させた新乳化技術「ピッカリングエマルション(PE)システム」を展開している。この技術で、今までにない食感や風味立ちの良さを持つマヨネーズ・ドレッシングの商品開発が可能となる。 ピッカリングエマルションは…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:九州メーカー動向=汎用性訴求が一層必要に
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●タルタルソースでも支持 九州ドレッシング市場では、キユーピーや理研ビタミンなど全国メーカー商品も売場で目立つ。価格競争力もあり、売場スペースでも広いスペースを占めている。容量別では福岡都市部周辺で、200ml前後の小容量商品…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:ピエトロ 支持高まる季節限定品
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●Webでもシェフの力発揮 ピエトロは今期、ドレッシング市場全体の動きに比べ堅調に推移したという。特に、指名買いが多いことも要因とみる。主力シリーズで見ると、「和風しょうゆ」が微増。「グリーン」では、ヘッダーシールで健康配慮を…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:フンドーキン醤油 「あまくておいしい」訴求
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●汎用性は重要テーマ フンドーキン醤油は、ドレッシングの市場環境に大きな影響を与えている要因として野菜の高騰を挙げる。価格面で買いやすい商品を求めるニーズも根強い。さらに、味噌や醤油に比べ企業数も多く競合が激しい点も、市場環境…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:富士甚醤油 小容量サイズ全国展開
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●アレルギー対応に喜びの声 富士甚醤油の「湯布院の高原ドレッシング」は、昨年9月発売の商品。エリア限定だった前身の商品を広く展開するために発売した。フレーバーは「和風」と「焙煎ごま」の2種類。「和風」は自社製造の本醸造醤油がベ…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:チョーコー醤油 長崎素材にジャガイモ投入
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●土産向け商品の販売も堅調 チョーコー醤油ではドレッシングについて通年商材になったことで、商品開発も柔軟に行えるようになったとみている。高付加価値型商品としては、プレミアムドレッシング、長崎素材ドッシングの2シリーズを展開中。…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:ヤマエ食品工業 グループ企業商品伸長
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●タルタルソースの堅調続く ヤマエ食品工業の主力品「空飛ぶ玉ねぎ使用ノンオイルドレッシング」は、優しい甘さと程よい酸味が特徴だという。キャップは玉ネギのイメージを大切にするため、緑色で仕上げている。 グループ会社である宮崎戸…続きを読む
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マヨネーズ・ドレッシング特集:マルヱ醤油 新商品で高い採用率
調味料 特集 2025.02.26◇九州メーカー動向 ●根強い支持、価格改定時に効く マルヱ醤油では、昨年発売した「ジャポネドレッシング」が過去のドレッシング新商品で最も採用率が高かった。同品は、ジャポネソースを野菜によく合うようドレッシング(分離液状タイプ)にしたもの。さっぱり…続きを読む