野菜・果実飲料特集
新型コロナウイルスによる、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の政府からの発出により、定着しつつある在宅での一定程度の勤務。健康志向への関心は、新型コロナウイルスと向き合う上で、消費者の関心事としては大きな比重を占めていると言って過言ではない。その中にあって、手軽に健康を維持できる、野菜果汁飲料の需要も増えている。おいしさも加わり、各社工夫をこらした展開をしようとしている。(渡辺正大)
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◆野菜・果実飲料特集:おいしさに加え工夫こらし展開
飲料 2022.03.30新型コロナウイルスによる、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の政府からの発出により、定着しつつある在宅での一定程度の勤務。健康志向への関心は、新型コロナウイルスと向き合う上で、消費者の関心事としては大きな比重を占めていると言って過言ではない。その中に…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:新たな有用性の動き 原料高騰・環境問題にも注力
飲料 2022.03.30新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で、最初の感染確認から2年が過ぎた。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発令が続き、勤務スタイルは大きく変化した。在宅ワークが浸透したことで、家庭内で過ごす時間が増えたこと、健康への意識の変化が前面に…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:紙パック飲料容器、リサイクルの認知度が課題
飲料 2022.03.30●カウネットはトイレットペーパーに 「3.8%」。この数字から何を連想するだろうか。2019年度におけるリサイクルの実態として、全国牛乳容器環境協議会が発表した「紙パック アルミニウム付き」容器の使用済み回収状況だ。一方で、PETボトルは、同調査に…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:長野地区=「地力」にリンゴ不作の影 ニンジン系などで新機…
飲料 2022.03.30リンゴやトマト、桃、ブドウなど、多彩な農産物と水資源に恵まれた長野県。高い訴求力を持つ「信州」ブランドの下、野菜・果実飲料は県の食品産業を黎明(れいめい)期からリードしてきた。業容拡大に伴い輸入原料への依存度が高まった現在も、地域メーカーは地域密着の…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=カゴメ 今春夏、4つの強化施策に注力
飲料 2022.03.30カゴメの飲料事業は今春夏、四つの“強化”施策に注力する。(1)拡大する植物性ミルク市場への対応強化(2)ヘルシーな間食・リフレッシュニーズへの対応強化(3)野菜飲料の機能性ニーズへの強化(4)大容量商品(1000g キャップ付き紙容器)の生産能力の強…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=キッコーマン飲料 トマトジュース、スープ調理など…
飲料 2022.03.30キッコーマン飲料は、トマトジュースの料理提案を強める。濃いうまみ、大容量900mlの展開を強みにして、スープ調理などを促す。3月から野菜摂取が実感できる「つぶ野菜」の新たな「グリーンサラダmix」、コップ1杯で野菜400gが取れる「リコピンリッチ野菜…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=伊藤園 ECOボトルで環境配慮
飲料 2022.03.30「これまでの野菜飲料は、野菜不足を飲むことで補完してきた。そこに、栄養強化と機能性強化をプラスしていきたい」と話すのは、山口哲生伊藤園マーケティング本部野菜・果汁ブランドグループブランドマネジャー。伊藤園が野菜飲料を発売してから、今年で30年を迎える…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=キリンビバレッジ 果汁から栄養補給、定着へ
飲料 2022.03.30キリンビバレッジが展開する「トロピカーナ」ブランドは「エッセンシャルズ」が前年に比べ、前年比約2割増、「トロピカーナW オレンジブランド」が同約3割増となった。「健康意識の高まりを受け、栄養成分を訴求した低果汁ブランドがリニューアルで伸長した」と分析…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ヤクルト本社 親しみ・おいしさ原点回帰
飲料 2022.03.30ヤクルト本社は22年度へ向けて、「ジョア」のパッケージデザインを一新し、同品の原点イメージである「おいしさ」や「親しみやすさ」をより強めて訴求することで巻き返しを図る。「きになる野菜」も昨秋のリニューアルで顔触れを新たに展開し、商品の栄養価値などをわ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=サントリー食品インターナショナル 「なっちゃん」…
飲料 2022.03.30サントリー食品インターナショナルが展開する果汁飲料主力ブランドの「なっちゃん」。同社によると、昨年はほぼ市場並みの推移だったという。 昨年は、「なっちゃんオレンジ」「なっちゃんりんご」で鬼滅の刃とのコラボレーションしたデザインラベル「熱中症対策機能…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=雪印メグミルク 「Dole」など主要ブランドを刷…
飲料 2022.03.30雪印メグミルクは22年度、果汁と野菜系飲料の主要ブランド「Dole」と「農協野菜Days」の全品リニューアルを実施し、両ブランドの価値向上を目指す。風味改良などをブラッシュアップし、高い推移が続く健康ニーズへの対応へ向け、店頭露出の着実な獲得へ顔触れ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=日本コカ・コーラ 果汁飲料から子育て応援
飲料 2022.03.30日本コカ・コーラは、フルーツジュースカテゴリーRTD市場全体での、2021年の動向について「コロナ禍も影響し、低調トレンドだった」と話す。一方で、いずれのブランドのゼリー飲料のうち「ミニッツメイド 朝バナナ」や「ぷるんぷるんQoo」については、好調に…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ポッカサッポロフード&ビバレッジ 家庭内レモン常…
飲料 2022.03.30レモン果汁市場では、8割強のシェアを持つポッカサッポロフード&ビバレッジ。同社が展開する「ポッカレモン100」は、今年で65周年を迎えた。 新型コロナによる消費者の健康志向への関心が増したことで、同商品は、直近5年間大きく伸長している。同社は「レモ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=フルッタフルッタ 女性向けスムージー投入
飲料 2022.03.30フルッタフルッタは、アサイーやザクロなどの果実をミックスした“女性のための、アサイースムージー”「フルッタアサイー アサイーEPOFe(エポーフェ)」を3月下旬から全国と同社オンラインショップで順次発売する。 同社は、ブラジル・アマゾンフルーツのパ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ふくれん 地産地消を意識 豆乳ヨーグルト強化
飲料 2022.03.30ふくれんは、スムージー商品として「国産野菜グリーンスムージー」を展開している。10種類の野菜、2種類の果実は国産、大豆は九州産のものを使用。豆乳が入っており、まろやかな味わいが特徴で、野菜の風味をおさえた飲みやすいグリーンスムージーに仕上がっている。…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=アサヒ飲料 再生PET利用でCO2削減
飲料 2022.03.30アサヒ飲料は品質、安全・安心、本格的な果汁飲料の強みを生かした存在を目指している。 同社のバヤリースは、1951年に果汁飲料の先駆けとして日本に登場。発売からすでに70年以上経過する老舗商品だ。 2月には、バレンシアオレンジ果汁をまるごと搾った「…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ハウスウェルネスフーズ ビタミン系需要とらえる
飲料 2022.03.30ハウスウェルネスフーズの果実飲料関連は「1日分のビタミン」のゼリーが伸長したことなどで前年を上回ったことに加え、「C1000」シリーズも微増となり堅調に推移した。コロナ禍で、ゼリーを中心とした栄養補給製品の需要増がうかがえることに加え、ビタミン補給製…続きを読む