総合乳業特集2025

総合乳業特集:2025新春の抱負=Jミルク・大貫陽一会長 取り組み見える化を

 昨年は能登半島地震、豪雨被害、観測史上最も暑い夏による影響、世界各地での紛争などに加えて、為替の円安傾向により、酪農乳業の事業環境は引き続き大変厳しいものとなりました。コストの上昇・高止まりが酪農家の経営を圧迫し、廃業に歯止めがかからない状況が継続している一方で、牛乳乳製品の消費は依然として勢いを欠いており、消費回復につながる新たな切り口を模索している状況です。懸案の乳製品の需給改善については、農林水産省から令和6年度補正予算で「国産チーズの競争力強化」「脱脂粉乳の在庫低減

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