CGCグループ、関東で惣菜テスト販売

惣菜 1997.10.08 8274号 5面

CGCグループ(本部=(株)シジシージャパン、東京都新宿区、03・3207・0637)は、デリカ部門強化を目的に設立した「メニュー開発研究会」の開発商品第一弾を10月上旬から関東二〇店でテスト販売、成果をみて全加盟店へ導入していく。これにより売上げ構成比七~八%のデリカを一二~一五%まで高める。

同研究会は今年4月に三徳、ヤオマサ、福田屋百貨店、オギノ、フレッセイのCGCメンバーと、味の素、伊藤ハム、キユーピー、東洋水産、ニチレイ、日本水産、日本ハムの協力メーカーで発足した。定期的に担当者が集まり、小売業の販売力・消費者情報とメーカーの商品開発力を合わせ、より鮮度・品質の高いデリカメニュー開発に取り組んできた。商品開発のキーワードは「栄養・健康・安全・味」「旬・産地・有機栽培」。

今回、販売するメニューはエビチリソース、酢豚、八宝菜、さつまいもとりんごのサラダ、きの子とペンネのサラダ、秋なすのサラダの六品目。10月上旬からテスト販売開始、一~二ヵ月間かけて価格・量目・メニューなどを検証、改善後は取扱い店舗を拡大する。

酢豚は肉・野菜・たれのキットで納品し、店舗で加熱調理する。サラダも野菜・ドレッシングセットを仕入れ、和えたり盛り付けは店舗で行う。冷蔵食材の活用、店舗で最終調理加工することで冷めてもおいしく、見栄え、味、鮮度のよい商品提供を目指す。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら