1月31日。今日は愛菜の日
1月31日はカゴメ株式会社が制定した愛菜の日。野菜を愛する日を意味し、野菜の摂取量が少なくなりがちなこの時期にももっと野菜を食べて、健康的な食生活を送ってもらいたいという思いが込められている。日付は語呂合わせに由来する。
野菜が不足気味なときに活用したい野菜ジュース
野菜飲料には、トマトやニンジン、パンプキンなどの単品の野菜を原料にしたジュースおよびドリンクと、トマトやニンジン、セロリ、クレソン、ビート、ビーマン、ほうれん草、キャベツ、レタス、パセリなどの野菜を混合使用した トマトミックスジュース、野菜とリンゴやレモンなどの果実とを混合使用した野菜果実ジュースなどがある。
野菜飲料の年間生産量は、約50万klである。収穫期採取の原料を そのまま使ったフレッシュパック品と濃縮した原料を使用した濃縮還元品とがある。なお、トマトの濃縮には非加熱で濃縮できる逆浸透法も使われている。
製造方式では、高温短時間殺菌 (HTST・121℃で約1分)した液汁を90℃まで冷却し、熱間充填する方法と、無菌充填する方法とがとられている。
総生産量約50万klのうち、缶飲料のシェアは10%程度であり、紙容器飲料が約55%、PETボトル飲料が35%程度、びん飲料は1%に満たない。
(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:沼尻光治、公益社団法人 日本缶詰協会 金村宣昭))