都市型新業態店舗として人気を集める「IKOCCAエブリイ大安寺店」
「フジ小網店」。フジも中国エリアでの再編を進めている
●コロナ禍でSMに存在価値
中国地方の地域経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から生産は急速に低下、個人消費は減少傾向にあり、好調だった有効求人倍率も低下するなど、地域経済全体が後退している。中国経済産業局のまとめによると、中国地方の百貨店(14店舗)とスーパー(323店舗)の販売動向は、新型コロナウイルス感染症の影響から、今年の4月には2ヵ月連続で前年の販売額を下回っている。スーパーは、飲食料品が好調ながら、衣料品などの身の回り品が大きく落ち込