全国小売流通特集

全国小売流通特集:ドラッグストア業界動向=最寄り型生活業態で存在感

小売 2020.07.30 12089号 28面
前年首位のツルハHD主力企業ツルハが展開するツルハドラッグ(写真は17年8月10日オープンの中野若宮店〈東京都中野区〉)

前年首位のツルハHD主力企業ツルハが展開するツルハドラッグ(写真は17年8月10日オープンの中野若宮店〈東京都中野区〉)

首位奪回したウエルシアHDの主力企業、ウエルシア薬局が展開するウエルシア(写真は19年6月14日オープンの川口駅東口店〈埼玉県川口市〉)

首位奪回したウエルシアHDの主力企業、ウエルシア薬局が展開するウエルシア(写真は19年6月14日オープンの川口駅東口店〈埼玉県川口市〉)

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の発表によると、ドラッグストア業界全体の総売上高は前年比5.7%増の7兆6859億円に達した。4年連続して5%以上の伸びを記録している。新型コロナの影響については、企業によって濃淡はあるもののドラッグストア業態が最寄り型生活業態としての存在感を急速に高めるきっかけになっている。カテゴリーの販売動向としては、調剤・ヘルスケアが2兆3970億円で前年比5.7%増、ビューティケアが1兆5672億円で同6.1%増と主力カテゴリーは堅調であ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国小売流通特集

    全国小売流通特集

    小売

     小売業を取り巻く環境は大きく様変わりしている。新型コロナウイルスの世界的な大流行の収束に必要となるワクチン、抗ウイルス薬の開発には時間がかかり、医療の現場で利用されるまでは、生活者は第2波、第3波の脅威と背中合わせの新 […]

    詳細 >