近畿中四国小売流通特集
近畿中四国小売流通特集:小売展望・中国エリア=再編・提携の動きが加速
7月にリニューアルオープンした「ゆめタウン東広島」。売上高1兆円へ着実に前進を続けている
●新規出店・改装も増加へ
中国地方の地域経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から生産は横ばい傾向、個人消費も持ち直しの動きに足踏み感が見られるなど閉塞(へいそく)状況が続いている。有効求人倍率は若干上昇傾向にあるものの、地域経済全体は全般的に停滞している。中国経済産業局のまとめによると、中国地方の百貨店(14店舗)とスーパー(323店舗)全店舗の販売動向は、前年実績を上下する月が続いている。
スーパーは、コロナ禍の影響に
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近畿中四国小売流通特集
小売2年にわたるコロナ禍で、内食化の動きは続いており、前年の特需の反動があるものの、今期もスーパーマーケット業態は比較的堅調に推移している。ただこの状況は、小売各社の真の実力とは言い難い。少子高齢化や人口減の進行で、市場の […]
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