「haru-koi 100 white」(左)と「haru-koi 100 red」
「小麦には無限の可能性がある」と話すのは、岡山県に本社を置く小田象製粉の小田眞司代表取締役社長だ。同社は冷凍耐性・保水性を高めた「KISA」、乳酸菌と植物性乳酸発酵米粉を付与した「ロイヤルライプ」といった機能性小麦粉「ZOO」シリーズの開発を通じ、小麦の新たな可能性を広げるとともに独自の市場優位性を構築してきた。近年は製粉事業で得た小麦の知見を生かしたリテールサポートにも力を注ぎ、「製粉」の枠に収まらない幅広い展開を見せる。「当社は2024年に創業100周年を迎える。周年企