きな粉売上げランキング(全国938店舗中上位、23年1~10月)
22年のきな粉販売は、前年より増加傾向となったようだ。値上げの影響もあり、売上高が増加した。輸入大豆の高騰に伴い、国産原料にシフトし、量目などを下げて実質的な値上げを行ったが、数量的には伸長したメーカーもある。原料となる国産大豆の収穫量の不安定、輸入大豆の価格高騰など経費が上昇。製造・資材・物流のすべてにおいてコスト高となり、対策が急務となっている。(三井伶子)
●コスト高への対策急務
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に収集した全国895店舗か