総務省が発表した1月の家計調査(全国・2人以上の世帯)によると、1世帯当たりの消費支出は28万9467円だった。物価変動の影響を除いた実質では、前年比6.3%減で大幅に落ち込み、11ヵ月連続の減少となった。 食料品への支出は8万3399円で2.7%…続きを読む
農林水産省は13日、国産果物の消費拡大に関するポスターデザインの募集を開始した。テーマは果物を食べることの重要性を伝え、国産果物がもっと身近に感じられる内容であること。審査の上「農産局長賞」受賞作品1点は、国産果物の消費拡大に関するポスターとして採用さ…続きを読む
食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度が、来年6月1日の本格施行に向けて最終段階に入った。厚生労働省が12日開いた食品衛生審議会の食品衛生分科会器具・容器包装部会では、同リストに追加する新たな物質群について承認。今後は食品安全委員会にこれら物質の…続きを読む
消費者庁は早ければ24年度内にも、栄養成分表示を食品パッケージ前面でも表記するよう制度改正する。国際標準との整合性に照らし、また厚生労働省による「健康的で持続可能な食環境づくり」の推進などからも、消費者がより分かりやすく選択しやすい表示形態の導入が必…続きを読む
中小企業庁が8日開いた取引問題小委員会で、食品産業や飲食業を含めた全産業の価格転嫁などの状況を調査した結果を公表し、受注者・発注者間での値上げ交渉について、コスト全般の反映状況に大きな意識のかい離があることが分かった。また食品産業では留め型商品につい…続きを読む
アイヌ文化に興味がある。最近、九州国立博物館で「ウポポ ヤン リムセ ヤン」を見た。アイヌの踊りや歌、楽器演奏が盛り込まれたパフォーマンス。九州で見られる機会はそうない。張り切って足を運んだ▼人々がお互いどうつながってきたか。食の恵みを与えてくれる自…続きを読む
ダイセルは2月28日、「短鎖脂肪酸メディアフォーラム」において、開発中のプレバイオティクス食品素材「水溶性酢酸セルロース(WSCA)」が腸管免疫を増強させたり、体重増加を抑制する効果があることを明らかにした。同社は、難燃性の酢酸セルロースを事業の一つ…続きを読む
グリーン購入ネットワーク(GPN)は7日、環境配慮設計された容器包装の食品に関する情報をまとめたデータベース「見つパック」を開設した。容器包装の軽量化や薄肉化、リサイクル設計やリサイクル材料の使用など環境配慮の視点から掲載商品の抽出、事業者名や商品分…続きを読む
食文化の多様なタイで、日本食をめぐる商談会が盛況だ。日系企業や都道府県、各地の振興会などが毎月のように商談会を開催している。首都バンコクのみならず、地方都市でも開催されるようになった。背後にあるのは、衰えを知らない日本食ブーム。タイで開業する日本食レ…続きを読む
日本食糧新聞社が主催する食品産業文化振興会は2月29日、講師に徳島大学大学院・医歯薬学研究部生体栄養学分野教授の二川健氏を迎えて「機能性宇宙食の開発~無重力や寝たきりによる筋萎縮に有効な機能性食材の開発~」をテーマに東京・八丁堀の食情報館で例会を開催…続きを読む