商品動向を考える上で、大きな影響を与えるのが近年の気候変動だ。最高気温が35度Cを超す日が珍しくない。春先から暑い日が目立ち、9月以降も残暑が厳しい。こうした状況は、食品の消費を左右する。 例えばアイスクリームでは、4月から動きが良かったという声も…続きを読む
九州流通業界でも、原材料費、物流費、エネルギーコストなどの上昇による価格改定の動きが依然として、大きな影響力をもたらしている。人口減少が顕著な地域も多く、ドラッグストアやディスカウントストアを中心とした出店競争も根強い。限られた市場で、客数や客単価、…続きを読む
●人手不足問題 各社模索続く 九州エリアでも現在、インバウンド含め人流が活況だ。福岡でも特に観光スポットには、アジア圏からの団体旅行客などが目立つ。海外でも知名度の高いラーメン店に、長蛇の列ができる光景も珍しくない。博多駅周辺にも多くみられ、昨年九…続きを読む
公正取引委員会は22日、日清食品が即席麺の店頭価格を自社の指定する水準に引き上げるよう小売業者に要請していたのは独占禁止法違反(再販売価格の拘束)の恐れがあるとし、同様の行為をしないよう警告を行った。22日の警告を受け、日清食品は法令順守に向けて取締…続きを読む
「海のエコラベル」として知られるMSC(海洋管理協議会)認証制度を管理する非営利団体の日本事務所・MSCジャパンは21日、国内では初となるMSCジャパン・アワード2024を東京都内で開催した。MSC認証品の販売重量の実績に基づき、小売部門ではイオン、…続きを読む
国際収支における「デジタル赤字」の拡大が取り沙汰されている。昨年に日本が海外のIT企業へ支払った額は過去最大の5.5兆円に達したとされ、同年のインバウンド黒字3.6兆円を大きく上回った▼人手不足が進む日本で企業のDXは避けられない課題だが、この領域で…続きを読む
SPI(全国店頭プロモーション調査)という小売店の店頭実態を表すパネルデータがある。SPIとは、調査員がSRI+(全国約6000店舗より収集している小売店販売データ)対象の一部店舗を毎週末訪問し、店頭状況を調べる調査で、山積み(定番棚以外の売場を指す…続きを読む
Liquid(リキッド)とエスアイ・システムは8日、外国人の雇用や就労に関わるあらゆる事業者向けに外国人の就労資格管理における法要件を網羅し、不法就労助長を防ぐシステム「外国人あんしん就労サービス」の提供を開始した。 同システムは、累計5000万件…続きを読む
日本時間栄養学会は23~24日、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)で第11回学術大会「産官学で共創する時間栄養学」を開催する。主な内容は次の通り。 ▽特別講演=「日本人の腸内環境研究から見えてきた新しい栄養学の可能性」國…続きを読む
オリエンタル酵母工業は、新たに業務用食品サービスサイト「Food for all」を開設した。主に製菓・製パン、製麺、中食・外食・加工食品、健康食品・飲料などの関係者に向けて、同社の製品やサービスに関する情報を発信する。 同サイトは「つくる人。たべ…続きを読む