●利用者の満足度が向上 ヒガシマル醤油の通信販売限定商品「かるしお八方だし」が順調だ。2015年に誕生した同品は、22年に休売となったが、愛用者からの復活を望む多くの声を得て昨年6月に再発売した。減塩食に欠かせず、どのような料理にも使える八方だしを…続きを読む
ヤマサ醤油は家庭用のたれ市場に再挑戦する。8月20日から「万能クッキングたれYummy(ヤミー)!ガーリック&ペッパー」を発売する。料理専用、食材を問わない汎用のサブカテゴリーを築く。独自原料で既存商品にない、奥深いコクを引き出した。炒め合わせるだけ…続きを読む
●味噌汁に奥行きと深み 健康栄養補助食品の製造販売を手掛ける京都市伏見区のミル総本社は、独自開発した「減塩京都宮津産あかもくのおみそ汁」など2種類の味噌汁でかるしお認定を取得している。国立循環器病研究センターが推奨する「塩をかるく使って美味しさを引…続きを読む
●塩不使用ぽん酢に挑む 手造りひろた食品が昨年秋にかるしお認定を取得した「手造りひろたの減塩かるしおぽんず」はこだわり原料でとっただしと、3種類の柑橘果汁を絶妙の配合で合わせ、塩をまったく使わずに風味豊かに仕上げたぽん酢。「かるしおサミット」(昨年…続きを読む
●平和堂など関西浸透も 山形市の丸十大屋は、国立循環器病研究センターの「しおをかるく使っておいしさを引き出す」減塩の考え方にも基づく、かるしお認定商品「マルジュウしょうゆ特選減塩」の提案を強めている。近年では山形県内のみならず、関西でも販路を拡大。…続きを読む
●シリーズの認知広がる 宮島醤油は、かるしお認定商品として今年3月には「減塩まぜこみご飯の素 五目」を発売した。同社商品「まぜこみご飯の素 五目ひじき」に比べて、40%減塩。国産鶏肉のうまみを生かした、やさしい味に仕上げたという。ご飯にまぜるだけで…続きを読む
●人と環境、体にも配慮を ベル食品工業は日本初の固形カレールウの開発とともに1950年に創業した。全国のご当地レトルトカレーを年間100種類以上開発するなどOEM製造で技術力を発揮してきた同社だが、近年は自社ブランド「やさしいベルカレー」チャレドシ…続きを読む
◇「かるしおプロジェクト」の軌跡 ●もっと身近にもっと手軽に 国循は日本から循環器病をなくし、誰もが健康で過ごせる社会を作るために、体作りの基礎となる食生活を整えてほしいと唱え、かるしおの啓発活動に力を入れる。2012年ごろから始動した「かるしお…続きを読む
甘味の増強物質や代替物質の研究や実用化は進んでいる一方、塩味の増強物質や代替物質はほとんど見つかっていない。 その理由の一つに、人体(舌の上)における甘味と塩味の感じ方が異なる点が挙げられる。 甘味は、甘味物質が舌の細胞の表面にある甘味受容体(甘…続きを読む
正田醤油は8月20日、「タバスコブランド ホットケチャップ」=写真=を27年ぶりにリニューアル発売する。品揃えを295gの適量サイズに統合し、味わいの清涼感を高めた。SNSで情報発信を強め、ペッパーソース市場の拡大、辛口人気に応える。(吉岡勇樹) ※…続きを読む