◇有力専業卸動向 名古屋市の丸越はこのほど、天候不順に伴う原材料の調達コスト増に伴い、収益力強化が課題となっている。そこで昨年6月稼働の物流センター「ハマキョウレックスみよし第三センター」(愛知県みよし市)を活用した物流効率化に注力。同時に製造工場…続きを読む
◇有力専業卸トップインタビュー 漬物と味噌の専門卸として、関西の食品流通を70年以上にわたり支え続けてきた兵漬兵庫食品。今期は経営基盤の強化を重点施策とし、物流の見直しや情報システムの整備など内部の改革を推し進めている。「猛暑や大雨など異常気象の影…続きを読む
◇有力専業卸トップインタビュー 24年から現在にかけて、コメの供給不足と高騰が漬物業界にも影を落としている。東京中央漬物(中漬)の齋藤正久社長は、円安や紛争による資材高騰、物価高も続いて値上げがやまない一年だったと振り返る。「釜めしの素なども売れ行…続きを読む
漬物業界は、国際情勢の深刻化や円安により増大するコスト環境、値上げによる買い控えなど厳しい状況下にある。24年には異常気象によるコメと原料野菜の不足が発生し、供給への影響は現在も続いている。「ご飯のお供」である漬物売場の活性化に向けた新しい価値提案も…続きを読む
食品需給研究センターの「食品生産流通統計」によると、「野菜・果実漬物」の2024年国内生産量は74万0265t、前年比7.7%減だった。食の多様化や物価高による消費減に加え、猛暑・豪雨といった異常気象による原料不足および高騰が影響したとみられる。一部…続きを読む
全日本漬物協同組合連合会(全漬連)によると、2024年の漬物生産量は前年から約6万1700t減少し前年比7.7%減、出荷金額は値上げ効果もあり3615億円と同1.1%減だった。漬物業界では人口減や食の多様化などに起因する消費の低迷、物流費や包装資材と…続きを読む
やまうは9月1日から「梅しそひじき」を家族構成や年齢層などに合わせた3形態で新発売する。シソと梅酢の風味と、ダイスカットした大根、カリカリ梅、磯香ある芽ひじきで食感を楽しむことができる。 同社は生ふりかけのようにご飯にかけて食べるほか、冷奴やサラダ…続きを読む
【関西】フジッコが10月1日に、完全子会社のフジッコNEWデリカを吸収合併する。 フジッコは2021年8月に日配惣菜の製造部門を独立させ、新会社としてフジッコNEWデリカを設立したが、その後の環境変化に対応するため、同社を吸収合併し、グループ全体と…続きを読む
【中部】発酵食品の製造・販売を手掛ける厚生産業(岐阜県大野町)は、老舗食品メーカーの宏昌食糧研究所(愛知県西尾市)から「熟成みりん粕」などをはじめとするかす漬け関連商品の製造販売事業を譲受した。愛知県に長年定着しているかす漬け文化を次世代に継承しなが…続きを読む
新潟市西区の赤塚地域は、県内屈指の漬物製造業の集積地となっている。大根の主要生産地でもあり、そこで作られるたくあん漬けや味噌漬けは、県内外で広く愛されている。しかし、同地域でも人口減少が進み離農者が増加、大根の生産量は減少が続く。近年の天候不順による…続きを読む