岐阜県大野町の厚生産業は漬物の素とコメ麹の二つを柱に、変化するニーズをとらえた戦略でシェア拡大を図る。5月には愛知県西尾市の老舗メーカーの宏昌食糧研究所の漬物の素の製造・販売事業を譲り受けるなど、各地の特色ある伝統食の継承にも尽力。今後について、厚生…続きを読む
【中部】厚生産業グループのコーセーフーズ(岐阜県大野町)が開発・販売する「手作りぬかどこキット」=写真=がこのほど、教育性とデザイン性の両面で高く評価されて、キッズデザイン協議会主催の「第19回キッズデザイン賞」を受賞した。「第6回日本子育て支援大賞…続きを読む
【関西】中田食品は8月25~9月7日の2週間、「梅が世界をつなぐ~日本伝統のスーパーフード『梅』が世界の麺に新たな魅力をプラス!」をテーマにした万博限定の飲食店を、大阪・関西万博会場内の「ORA外食産業パビリオン『宴~UTAGE~』」に出店した。連日…続きを読む
酒悦は8日、瓶詰商品「酒悦の一匙」シリーズを、全国の量販店や百貨店などで新発売した。同シリーズは、同社が3月に発売した「酒悦暖簾」シリーズの“ワクワクする商品”というコンセプトを色濃く継承。これまで同社が培ってきた“ご飯・お酒のお供”というフィールド…続きを読む
備後漬物は新商品「たっぷり生姜入り白菜キムチ」=写真=を1日に全国で発売した。 近年寒さ対策で注目される「温活」ニーズに応えた同商品は「すりおろし生姜」に風味を引き立てる「細切り生姜」、より体を温める効果が期待される「生姜エキス」を加えて、ショウガ…続きを読む
新進は9月から新発売した「燻し風たくあん 刻んでみちゃいました」=写真=が「新商品グランプリ2025年秋冬」冷蔵食品部門1位を受賞した。8月27日、東京都内の日本アクセス本社で表彰式が行われた。 漬物を細かく刻んだ同商品は、料理の具材や調味料として…続きを読む
テーブルランドがトップシェアを誇る瓶詰の定番アイテム、なめ茸。「ご飯のお供」として、半世紀以上にわたり家庭の食卓を中心に親しまれているが、ここ数年はプラスチック製ボトル容器の製品がシェアを広げており、同社も「ボトル入りなめ茸」「とろ~りなめ茸」などボ…続きを読む
桃屋は一般家庭用製品で初めて減塩商品を発売し、健康志向の高まりに応える。25年8月25日から「塩分40%カットのごはんですよ!」を導入し、おいしさも両立した新たな原料バランスが好評を博している。既存品は「ごはんですよ!105g」を発売。凶作続きで暴騰…続きを読む
瓶詰市場は主力のジャムの消費回復が進み、パン食とヨーグルトの需要増に応じている。値頃感のある紙カップとともに大瓶に消費が集中し、瓶詰が伸長。海苔佃煮は昨秋からのコメ高騰が悪影響を及ぼし、ジャムと明暗を分けた。ジャム、海苔佃煮ともに原料高、価格改定は続…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 1977(昭和52)年、岩倉みゆき社長の父、岩倉龍夫氏が訪問販売を通じておいしい漬物を全国の家庭に広げたいとの思いから、静岡市の繁華街に近い一番町に漬物販売会社として同社を創業した。 当時、漬物が入った600gもの樽を積んだ…続きを読む