ベストプラネットは、7月1日付で中島慶太氏が代表取締役社長に就任した。木村誠前社長は会長に就いた。中島氏は木村前社長の娘婿に当たる。なお、取締役副社長に林祐也専務が就任した。
ヤマキは今年、長期経営ビジョン「YAMAKI Vision 2035」を策定した。2035年までに目指す姿を「世界の鰹節屋・だし屋、ヤマキ。」と掲げ、国内では「既存の価値提供モデルの拡大と深堀」、海外では「国内の既存価値提供モデルをカスタマイズしつつ…続きを読む
ニコニコのりは凶作続きの国産海苔の端材を有効活用する。加工時に出る海苔の粉末を使った「漆黒の黒海苔カレー」を9月から全国発売する。クセになる味わいとともに、希少な海苔を余すことなく使うロス削減、業界振興の企業姿勢も伝える。そのほか新製品は「アカモクス…続きを読む
●健康、環境志向進む 海外市場に拡大余地 寒天の世界シェアでトップを誇る伊那食品工業。さまざまなゼリー強度や粘り、食感を表現できる業務用製品、「健康」と「ちょっと手づくり」がコンセプトの家庭用アイテムなどを多彩に展開している。「新しい世代の消費者ら…続きを読む
●「モロッコ依存」高まる気配 財務省貿易統計によると、寒天用原藻(紅藻類テングサ科)の23年輸入量は1450tで、22年を4.2%下回った。海藻を下処理した原藻は長期間の保存が可能なため、輸入量と消化量(製品の製造量)、需要の増減に相関性はそれほど…続きを読む
テングサは寒天やところてんの原料となる重要な水産資源である。そこでこの寒天の原料となるテングサの2023年の概況について森田商店の森田尚宏社長に話を聞いた。(西川昌彦) --テングサの現状は。 森田 テングサの生育域は南北半球の温帯から亜熱帯であ…続きを読む
●農水大臣賞 山一寒天産業の西尾氏 岐阜県寒天水産工業組合は5月24日、同県恵那市山岡町の山岡農村環境改善センターで第69回岐阜県寒天展示品評会を開催した。 今年度は、優秀賞の農林水産大臣賞に、山一寒天産業の西尾有揮氏が選ばれた。「自分の名前を知…続きを読む
「原藻事情が最大の懸念材料」と話す寒天のトップ企業、伊那食品工業の塚越英弘社長。「国産テングサ、韓国産テングサは生育不良や潮の流れの変化、採集労働者の減少で大幅に採集量が減っており、今後の回復もまず見込めない。調達できる草で何とかするしかない」と話す…続きを読む
夏の需要期を迎えている寒天。多彩なゼリー強度や食感を表現できる粉末寒天、冬場の寒気を生かした製造方法で手掛ける角(棒)寒天、細(糸)寒天など、伝統と先進性を併せ持つ。その足元が今、大きく揺らいでいる。寒天の原料である海藻、原藻が、気候温暖化に伴う海水…続きを読む
【関西】大乾は、今季第2回囲入札会を開催する。 ▽日時=8月23日午前11時から見付▽場所=大阪市福島区野田1-1-86、大阪市中央卸売市場内、大乾▽予定数量=400万枚▽出品=120口で打ち切り▽不渡料=1口200円▽備考=(1)手板順位は通知到…続きを読む