越後製菓は昨年度と同様に、米菓はラインアップを集約し既存のブランド力を生かしながら着実に展開していく。柱となるのは主力の「ふんわり名人」シリーズや、春にパッケージの見直しを図る期待の「新潟の星」シリーズ。今年発売20周年を迎える「ふんわり名人」は、国…続きを読む
ぼんちは3月に、素材にこだわった新商品2品を投入する。焼きあられシリーズの「マヨネーズあられ」「ほりほり焼き」と定番商品の「4パック 減塩 ピーナツあげ」は味付けやパッケージデザインをリニューアル。開催が迫る大阪・関西万博のコラボ企画やプロモーション…続きを読む
栗山米菓の25年3月期は、前期の約240億円を上回る出荷売上高約270億円での着地を見込む。カカオ原料の高騰で苦しむチョコレートはじめ、軒並み価格が上昇する菓子の中で、米菓市場が全体的に値頃感を維持していることが追い風になったとみている。来期は引き続…続きを読む
岩塚製菓は今年、供給能力が向上し勢いに乗る「田舎のおかき」をはじめ、好調の主力商品群を軸に展開する。新商品では85年に発売した当時のヒット商品「新潟揚げ」が復活。同社ならではの生地にこだわった揚げもちで、当時を知る往年のファンはもちろん、新規の客層に…続きを読む
三幸製菓の24年9月期決算は、前年から大きく伸長する売上高526億円で着地した。「わが家のテッパン」などが好調だった。足元の12月までの業績は、計画に対してやや下振れしているものの、価格改定の影響も徐々に薄れ回復基調となっている。中計2年目となる今期…続きを読む
亀田製菓の今期は、現体制で進めてきた独自価値訴求型の競争戦略への転換や、重点ブランドへの集中化による筋肉質なポートフォリオへの転換などの取り組みにより営業利益率が向上し、結実しつつある。重点ブランドはこれまでの四つから六つに拡大。そのうち新商品「うま…続きを読む
25年の米菓業界への見通しは、売上げの面では24年に準じた状況とみるメーカーが多い。商品については、包装形態やサイズ、フレーバーなどニーズに合わせて多様化していく。また、業界を挙げて米菓の価値を向上させよう、という動きがみられる。菓子の中では値頃感が…続きを読む
24年の米菓市場は、おおむね好調に推移した。食品全体の値上げが続く中、スナックや米菓は割安感が残っていることが追い風になった。また、コロナで伸長した家飲みの定着や珍味類などの価格上昇により、おつまみ需要も着実に高まっている。一方で、製造面では原料米の…続きを読む
24年の米菓市場は、大手中心におおむね好調だった。各社、微妙に事情は違うものの増収増益で着地するところが多かったようだ。原料米の高騰はじめ、人件費や物流費などすべてのコストが上昇する中、各社ともに主力商品を中心に価格を改定したが、売上げへの影響はあま…続きを読む
4月1日付 ▽メイジ・フード・アジアパシフィック社長出向本田秀二