カゴメは24年度下期、「ラブレ」の拡大へ向け、植物性乳酸菌飲料としての機能価値を明確化した戦略をとる。特に、「同1本で1日分の鉄分」に注力し、鉄分にフォーカスしたキーメッセージを発信。「ラブレWプレーン」では、植物性乳酸菌飲料として唯一無二の「おつう…続きを読む
フジッコは、「カスピ海」シリーズ3品のさらなる認知拡大、トライアル獲得策に引き続き力を入れる。 4~6月の販売実績では、プレーン、脂肪ゼロ、まるごとSOYの3品のいずれも売上げ、数量ともに前年比プラス。昨年、「家族と話したくなるヨーグルト」をテーマ…続きを読む
タカナシ乳業の24年度上期ヨーグルト事業は、プレーン・ハードは金額・数量ともに前年を上回り、ドリンクは下回っての着地の見込みだ。下期に向けては、基幹商品「おなかへGG!」のさらなる売上げ拡大と、「毎日のMCTヨーグルト」の認知拡大を推進。デザート系ヨ…続きを読む
江崎グリコは、今春発生したチルド商品(冷蔵品)の基幹システム障害からの復活へ、安定供給を最優先に、商品展開を進める。 ヨーグルトでは、先行して供給をスタートさせた「BifiX」に加え、「ヨーグルト健康」「朝食りんごヨーグルト」も順次再開していく。ま…続きを読む
ダノンジャパンは下期(24年7~12月)、健康を意識する消費者に向け、各ブランドのベネフィットをわかりやすく伝えるコミュニケーション戦略を引き続き強める。 2桁成長が続く基幹品「ダノンビオ」と「ダノンオイコス」では、ラインアップ拡充や品質訴求強化な…続きを読む
森永乳業は下期、消費の二極化傾向をとらえ、選ばれる価値の提供を基本姿勢に展開する。発売から30周年を迎える「森永アロエヨーグルト」では、新商品の投入やこれまで伝わり切ってこなかった同品の価値をあらためて訴求する。「ギリシャヨーグルト パルテノ」でのプ…続きを読む
雪印メグミルクは24年度下期、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」を刷新し、新たな顧客層開拓に注力する。新たに「腸内環境を改善する機能」を追加し、商品力を強化。女性を意識したコミュニケーション戦略で、新需要を獲得していく。 「乳酸菌ヘルベヨーグルト」もコン…続きを読む
明治の24年度第1四半期ヨーグルト部門(プロバイオティクスヨーグルトとの合算)は、422億円で前年を3.2%下回った。主力の「明治ブルガリアヨーグルト」のプレーン大容量や、フルーツ4Pが前年を大きく上回り伸長。特に同ブランド50周年記念商品などが売上…続きを読む
ヨーグルト・乳酸菌飲料の両市場において、植物性素材利用アイテムのラインアップが広がりを見せている。今春からは雪印メグミルクが「Plant Lbel(プラントラベル)」ブランドを上市し、今秋からはヤクルト本社が「豆乳の力」ブランドを新発売するなど、両市…続きを読む
◆“気づき”のCXで拡大期待 ヨーグルト・乳酸菌飲料の両市場の潮目が変わりそうだ。コロナ禍以降、健康志向は高まりが続いているが、個別具体的な機能訴求に加え、あらためて両カテゴリーの潜在価値に注目が集まってきているようだ。乳酸菌やビフィズス菌の研究が…続きを読む