市販用の冷凍米飯市場は、前期に続き堅調な動きをみせている。春の値上げによる一時的な落ち込みはみられたものの、コメ価格高騰を受けて利用した消費者から利便性が再確認され、上期累計では数量ベースで前年を3%前後上回った。ただ、原料米価格引き上げにより、9月…続きを読む
●自走力ある風土構築 三菱食品は推進中の経営計画「MS Vision 2030」で「人的資本強化」を成長戦略の柱に掲げ、組織変革に努めている。変革手法としてコーチング技術に着目し、22年度から法人向けコーチング事業で高い実績を持つコーチ・エィ(東京…続きを読む
ビールメーカー大手は今期歳暮ギフトのセット内容を主力銘柄に集約するもようだ。9月に発生したアサヒグループホールディングスのサイバー攻撃によるシステム障害の影響。10月以降、大手各社はアサヒ商品の代替として例年以上の注文に追われており、主力ブランドの安定…続きを読む
イートアンドホールディングス(HD)は市販冷凍中華ナンバーワンへ向けて、主力の冷凍ギョウザだけでなく点心製品や中華ワンプレートの販売拡大を加速する。出火で製造ラインが減少していた関東第一工場の完全復旧によって、供給量が増加。加えて、物価上昇の中で20…続きを読む
【九州】高橋酒造はウイスキー事業参入の第一歩として、16日に「田野蒸溜所」開所式ならびに内覧会を開催した。「田野蒸溜所」建設は、熊本県が進める「くまもとアートポリスプロジェクト」の一環でもある。同プロジェクトは、国際的に著名な建築家を迎え、優れたデザ…続きを読む
キユーピーの高宮満社長は19日、横浜市青葉区の食品スーパー・三和子供の国店の店頭に立ち、マヨネーズの新しい使い方を紹介する販促イベントを行った。 キユーピーマヨネーズの発売100周年を記念して、7月からSNSやTVCMで積極的に提案している「まぜマ…続きを読む
アサヒビールはサイバー攻撃によるシステム障害で出荷を停止していた「スーパードライ」の小瓶などビール類のほか、「ピルスナーウルケル」をはじめとする輸入ブランドビール、焼酎、洋酒などの出荷を24、31日から順次再開する。それぞれの対象商品は次の通り。 …続きを読む
ヤクルト本社は20日、中国の広州ヤクルトにおいて、経営基盤強化に向けた事業再編手続きを開始すると発表した。広州第一工場を閉鎖し、同工場の製造機能を広州第二工場および佛山工場へ移管。生産体制の最適化と経営資源の効率的な活用を図る。 同社は中国市場にお…続きを読む
森永乳業は14日、機能性素材「はぴねす乳酸菌(MCC1848(殺菌体))」を、海外市場に向けたBtoBチャネルで販売開始すると発表した。商品名は「LAC-Living+(ラックリビングプラス)」で、12月からスタートする。製造は森永北陸乳業福井工場が…続きを読む
食用油金額トップカテゴリーである一方、歴史的な原料高騰による価格上昇で過去最大の物量減に直面している家庭用オリーブオイル。主産国スペインの好転により足元の店頭価格はジワリ軟化しているが、食用油を代表する高付加価値カテゴリーとして安易な価格設定は市場特…続きを読む