甘利香辛食品が昨年発売した「京都クラフトカレー」が海を渡り始めている。京都ブランドを前面に打ち出したカレーフレークで、日本式カレーファンの心をつかみ、当初狙っていた北米、EUに加え、アジア諸国や中東、南アフリカなど広域にわたり需要が高まっている。 …続きを読む
ベル食品工業は、持続可能な社会作りに参加する意思をレトルトカレーで表現する。自社ブランド「やさしいベルカレー」チャレドシリーズは、素材にこだわるカレーを湯煎加熱よりCO2排出量が削減できるレンジ加熱対応容器に入れ、障がい者自立支援アトリエ「チャレド」…続きを読む
甲味食品興業所は、老舗のカレー粉メーカーとして古くからの確かな技術と長年にわたる信用でレトルトなどへの原料供給を中心に売上げを伸ばしている。昨年は数量、金額ともに伸長。現在はカレー粉の原料となるクミンやターメリックなどのスパイスが上昇していることに加…続きを読む
交易食品のカレー関連は外食向けがコロナ禍から回復、復調気配にあることなどで伸長した。給食向けは安定した推移を続けているが、給食費が上がっていないためコスト対策が求められる状況となってきている。同社はコロナ禍からの回復などを見据えて、既存品の一層の拡売…続きを読む
カネカサンスパイスは市販用ブランド「SPANION」から「激辛カレーフレーク(1kg)」を23日に発売する。一般市販品で販売できないレベルの“突き抜けた”辛さとスパイシーさをコンセプトに掲げる同品は「本物の辛いもの好きも覚悟して味わってほしい」という…続きを読む
平和食品工業のカレールウは、過去2回の価格改定効果による売上げ増に加え、主力の「うま伽哩」が数量ベースで好調に推移したことやOEMでの受注が伸びたことにより伸長した。「すご伽哩」も数量ベースで前年を上回っている。 コロナ禍以前の19年度と比較しても…続きを読む
インデアン食品のカレー関連は堅調な推移を続けており売上げは伸長している。 同社は一昨年と昨年に価格改定を実施。価格改定はある程度順調に進んだものの、カレー粉の主要なスパイスとなるクミンやターメリック、コリアンダーなどの価格が大きく上昇していることに…続きを読む
ナイル商会は、家庭用カレー粉「インデラカレー」を中心に業務・加工用などで存在感を示している。この1年間は家庭用の「インデラカレー」がコロナ禍以降、順調に数量を伸ばしてきたが消費者の外出機会の拡大などでやや鈍化している。しかし大手スーパーなどへの配荷が…続きを読む
エム・シーシー食品の24年8月期カレー関連実績はコロナ前水準での着地を見込む。今春は「SPIKY(スパイキー)」シリーズをレンジ対応包材に一新し、名店監修シリーズも拡充してファンを広げ、市場回復と人手不足が著しい外食・中食業界へハイクオリティー商品で…続きを読む
テーオー食品のカレー関連は数量、金額とも前年を上回った。前回の価格改定効果により売上げが伸長したことと数量でも前年を上回ったことで同社のカレー関連は堅調といえる。しかし、主要スパイスなどの原材料高騰に加え人件費や物流費、エネルギー費の増加に想定以上の…続きを読む