地元、鹿児島の特産品、かるかん粉を中心とした和菓子用米粉の老舗企業小城製粉は、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉100%でノングルテンのパンやパイが焼ける技術を開発し、マスコミで多く取り上げられている。背…続きを読む
米粉大手のみたけ食品工業は、使い勝手の良い業務用米粉ミックス粉を強みとしている。商品は「パンミックス」と「麺用ミックス」「ドーナッツミックス」「パンケーキミックス」などで、全品米粉主原料のグルテンフリー商品となっている。 パンミックスは、米粉パンな…続きを読む
「お米の粉」シリーズで、新規米粉取扱量トップの波里は3月、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設。本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模となった。 これに先立ち昨年6月、CIを刷新した。NAMISAT…続きを読む
米・米粉消費拡大推進プロジェクトは、コメと米粉に対する特性や機能性などについての専門家の知見をまとめた「米・米粉情報まとめサイト」(https://okome-summary.jp/)を3月に開設した。 このサイトではエビデンス(根拠)に基づいた情…続きを読む
コメ消費が家庭用中心に盛り上がってきた。日本食糧新聞社がPOS(KSP)データを基に分析した結果、23年3月から24年2月は、数量ベースで前年比0.45%増とほぼ前年並み。だが月ごとに見ると10月は前年同月比0.9%増、11月同2.02%増、12月同…続きを読む
国産米粉の市場が順調に拡大している。栃木の波里が2月、本社工場隣接地に新工場を新設し、国内最大規模の生産体制を敷いた。埼玉のみたけ食品工業と併せ、関東圏に大規模生産工場が2ヵ所揃い、将来的な米粉の需要拡大に備える生産体制が整った。 背景に農林水産省…続きを読む
コメへの関心の高まりが、ここへきて需要に結びついてきた。さまざまなデータから、減少を続けた家庭用需要に歯止めが掛かってきている。これに業務用の復活も重なり、有力コメ卸の販売量が増加している。背景に、コロナ禍の物流の滞りから端を発し、ロシアによるウクラ…続きを読む
◆適切な売価設定は大前提条件 国内スイーツ・ベーカリー市場では、社会が平常に戻りイベント再開などの追い風が吹く一方、国際情勢に端をなす原料環境悪化の継続対応に加え、訪日外国人向けの情報発信のあり方の見直しなど、取り組むべき課題は多い。食品屈指のし好…続きを読む
洋生菓子大手のモンテールでは、スイーツに関する同社調査結果を詳細にまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書」を毎年発表。今春発表された24年度版では17年連続で「シュークリーム」「プリン」がよく買うスイーツの1位、2位となったほか、働き方が異なる4…続きを読む
◇洋菓子メーカー・チェーン店の基本戦略 ●VIリニューアルも寄与 2023年の不二家の洋菓子事業は、洋菓子店のビジュアルアイデンティティー(VI)を刷新し、店舗および包装資材・一部製品におけるパッケージデザインリニューアルを実施。また、6月には初…続きを読む