手延べ麺の各生産地はともに今年は早い段階で値上げの意思を表明した。手延べ麺業界のトップリーダーである「揖保乃糸」の兵庫県手延素麺協同組合は3月から全商品で5%の値上げを図った。また、半田手延べそうめん協同組合でも同様に組合商品である「入魂」ブランドの…続きを読む
2024年度(1~12月)の乾麺の生産量(原材料小麦粉使用)は、18万6929t(乾麺類13万2789t、手延べそうめん類5万4140t)、前年比3.9%増(乾麺類が5.1%増、手延べそうめん類が1.1%増)となり、4年ぶりに前年を上回った。これにそ…続きを読む
◆麺類全体で需要上向きに 小麦価格も高値安定へ 麺類市場は、主食としての価値訴求を図ることで、新規需要の需要の獲得を目指す。乾麺、生(チルド)麺、冷凍麺など、麺類への需要が上向きになってきていることを背景に、それぞれの価値をあらためて提案していくこ…続きを読む
南日本酪農協同では、2024年度ヨーグルト実績が全体として堅調だったとしている。特に大型容器、小型容器ともに既存品が好調だった。 乳酸菌飲料に関しては、主力のデーリィサワー(旧称フルーツサワー)が発売55周年を迎えるに当たり販促プロモーション、消費…続きを読む
フジッコは「カスピ海ヨーグルト」シリーズ3品のさらなる認知向上とトライアル層獲得を意識したプロモーションに力を注ぐ。 25年3月期の販売実績では、プレーン、脂肪ゼロ、まるごとSOYの3品のいずれの売上げも前年比2桁伸長と好調に推移した。プレーンと脂…続きを読む
協同乳業は25年度、乳酸菌LKM512とアルギニンを配合した機能性表示食品「血管サポートヨーグルト」を新発売。メーンターゲットであるシニア層へ向けて厚く情報発信を進める方針だ。 「農協ヨーグルト」では、大型アイテムが好調の半面、苦戦している個食・ド…続きを読む
チチヤスの25年4月期のヨーグルト販売実績は、価格改定の影響やパッケージデザインの変更、商品ラインアップの強化などの要因から増収増益で着地する見込み。気候要因や量販店の来店客数が増加傾向にあることなどからヨーグルト市場全体が好調に推移しており、特にプ…続きを読む
ヤクルト本社は25年度、「Yakult(ヤクルト)1000」「Y1000」の「ヤクルト1000」シリーズのさらなる拡大へ向け、新ラインアップを投入する。両アイテムともに「糖質オフ」を新発売。ユーザーの裾野を広げていく。「ヤクルト」シリーズでもマーケテ…続きを読む
オハヨー乳業の25年3月期のヨーグルト部門売上高は、前年実績を下回る結果となる見込み。食べるタイプ、ドリンクタイプともに、前年実績を下回り、厳しい状況が続いている。 同社では、昨春「ぜいたく果実」シリーズのパッケージをリニューアルするとともに、フル…続きを読む
日本ルナの24年度販売実績は、金額ベースで前年を維持し推移した。主力の「バニラヨーグルト」は前年をとらえ、機能性ドリンクヨーグルトがけん引した。迎えた25年度は、新たに3アイテムを発売。ターゲットを明確にした機能性と、デザート系の嗜好性を訴求したライ…続きを読む