旭松食品は年末の最需要期に向けた需要喚起策に努める。10月後半から年末にかけて、関西エリアを中心にTVCMを投下。父親がこうや豆腐を使った唐揚げを調理して家族で楽しむ内容で、こうや豆腐の汎用性を訴求する。CMではこうや豆腐の暗語として「58102」を…続きを読む
11月3日の「高野豆腐の日」にちなみ、全国凍豆腐工業協同組合連合会(木下博隆会長)は同月1日、「信州こども食堂ネットワーク」(NPO法人ホットライン信州、松本市)に、こうや豆腐を寄贈する。 木下会長は、「こうや豆腐のユーザー層は高齢者が中心。子ども…続きを読む
こうや豆腐は、90%以上が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、会員である主要メーカー5社の23年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万4258t、歩留まり率45%で試算した推計製造量は6416tで、前年を7.6…続きを読む
こうや豆腐普及委員会によると、こうや豆腐に対する消費金額(全国)は4月以降、毎月前年を5%程度下回る水準で推移した。8月から増加に転じ、9月から10月上旬にかけてもプラス基調で推移しているものの、全体的には「芳しくない」(木下委員長)売れ行きだ。 …続きを読む
およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。精進料理の「疑似肉」食材などとして全国に広がり、現在は主に家庭の乾物食品として親しまれている。ただ、食の多様化や調理の簡便志向などを背景に、需要基盤は沈下傾向が続く。 こうした中、メーカーでつくる、こ…続きを読む
●家族連れ詰めかけ盛況 食卓での活用広げる はごろもフーズは9月22、23の2日間限定で、清水港に隣接する商業施設エスパルスドリームプラザの1階にある「海辺のビュッフェ はとばキッチン」とのコラボで「シーチキン食堂」開店イベントを実施した。「シーチ…続きを読む
はごろもフーズは23年8月、42年ぶりに新たな魚種となるブリを使用した「シーチキン Every(エブリ)」を発売するなど、後藤佐恵子社長が考える安全・安心で良質な食品を安定供給するという社会的責任を果たすため、原材料の多様化を進める。4月からは創業1…続きを読む
●ファンの創造へ 地元清水を盛り上げ はごろもフーズはこれからのファン創造のため、工場見学を学校に見立て「入学・学ぶ・卒業」を体験する「シーチキンアカデミー」を創設して、主に小学校の社会科見学を対象に「新清水プラント」の工場見学を積極的に受け入れて…続きを読む
●社会的な役割、年々大きく 工場見学受け入れなど 静岡市のはごろもフーズは新清水プラントでの工場見学受け入れや地元企業との協業など、地域に根差した企業活動を積極的に行っている。現在、マグロやカツオなどの調達が新興国の急速な需要拡大や地政学的リスクの…続きを読む
◇供給難時代の指針探る 静岡市の業務用卸、浜村屋は地元静岡産の食材を使ったPB「シズワン」の積極的に展開し、地産地消を促すとともに業績拡大が続く。浜村晃社長は「これからも静岡の豊かな食材の魅力を発信し続けていく」と意欲を燃やす。同社は今期(25年9…続きを読む