田中食品の今期2~7月までの売上高は、前年実績を上回る業績で推移している。昨年製造120周年を迎えた同社のフラッグシップ商品「旅行の友」の販促に昨年から注力しており、順調に出荷量を伸ばしているほか、レギュラー商品7アイテムの大袋発売、「サンリオキャラ…続きを読む
三島食品の今期1~7月までの売上高は、前年比1.9%増で推移している。特に、家庭用が同4.6%増、目標比も上回っており好調だ。業務用に関してもほぼ前年並みで推移している。 家庭用に関しては、「新・調味料宣言!ゆかり」として、「ゆかり」などのふりかけ…続きを読む
永谷園はお茶漬け・ふりかけのユーザー拡大を促進している。子どもの朝に最適な「めざまし茶づけ」を紹介して5年で購入率を18%伸長。6月から料理研究家のリュウジとのコラボ動画を公開して「めざまし」の大人提案、夏の活用などを促す。豆乳茶漬け、おもち使用を推…続きを読む
丸美屋食品工業はふりかけを選ぶ楽しさをあらためて訴求している。今12月期はトップブランドの「のりたま」が発売65周年を迎え、1月から「ひよこチップ入りのりたま」を直詰めで初めて商品化して支持された。8月からは卵素材などを大きくした「大粒のりたま たま…続きを読む
お茶漬け市場は25年度、前年実績並みで推移しているとみられ、需要が高止まりしている。主原料の海苔の不作、暴騰が続いてお茶漬けも毎年の改定を余儀なくされているが、販売量の減少を最小限に食い止めている格好。トップメーカーの永谷園の朝茶漬けを習慣化する「め…続きを読む
ふりかけ市場は25年度、前年比2%増で推移しているとみられ、4年連続で拡大している。実質賃金のマイナスが続き、主食のご飯周りで経済的、おかずが減らせる代替需要を得た。弁当需要も旺盛なままで弁当、おむすび向きの混ぜご飯、ミニパックなどが伸びている。主力…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は25年度、微増で推移しているとみられる。高止まりしつつも市場規模は最高を更新しそう。今年は実質賃金の減少が6ヵ月連続となり、景気不安が顕在化。直近はコメ消費の減退もみられるが、生活不安もあって主食回帰の動きも進む。ふりかけ・お…続きを読む
◇寄稿 九州経済調査協会・平松朋子情報研究部研究主査・平松朋子氏 ◆九州地域の社会・経済構造と食料品消費の地域特性、食料品製造業・農林水産業の現状 2024年の九州の人口は1394万5000人であり、これは日本全体の11.3%に相当する。九州の中…続きを読む
南九州ファミリーマートは1993年、ファミリーマートのエリアカンパニーとして設立された。現在、鹿児島県では259店舗、宮崎県で131店舗、合計390店舗(2025年7月末時点)を展開している。学校や行政、地域企業との連携事例が非常に豊富。地域密着型の…続きを読む
商品動向を見ると、コメ価格値上がりで麺類の需要が増えた。具体的には、パスタ関連商品、冷凍うどん、即席麺を中心に引き合いが高まった。メーカー各社の声を聞いても、食卓登場頻度が増えた様子がうかがえる。 一方、パンに関しては「想定したほど受け皿になれなか…続きを読む