●地域食生かし商品開発 九州の食品産業を見渡すと、輸出に向けた積極的な動きが目立つ。今回の特集で企業取材をする際にも、話題に上ることが多かった。 国の輸出施策推進においても、ひときわ存在感を放つのがこの九州エリア。農林水産省は現在、GFPグローバ…続きを読む
今夏もそうめんの人気は安定している。気温との相関関係が指摘され、「今年も猛暑が予想され、そうめんを贈り物にという人は多い」(百貨店関係者)という。オーソドックスな白物が人気の中心で、夏野菜を練り込んだものや、梅や青シソを素材に使ったカラフルなそうめん…続きを読む
関西の老舗菓子メーカー4社は、今夏も予想される猛暑にぴったりな水ようかんやゼリーを中心とした詰め合わせギフトを提案する。菓子の夏ギフトの用途は中元が減少し、自宅用や身近な人へのプチギフトといったカジュアルギフトが増加傾向にあるが、デジタル化によるeギ…続きを読む
ニーズの二極化がより鮮明となる中、ハム・ソーセージ各社はお得感を打ち出した商品群を拡充する一方で、特別感を演出したこだわりギフトにも力を入れている。また、課題である若年層の取り込みについては、惣菜ギフトや催事ギフトの強化を図るほか、今後は通年ギフトの…続きを読む
関西・中国・四国地区主要スーパー各社の25年中元ギフト商戦は、例年通り5月前半からスタートしており、8月中旬まで展開する。長年にわたりギフトの早期受注期間は前倒し傾向が続いている。昨年は同傾向に歯止めがかかり、一部で後倒しとなっていたが、今中元では再…続きを読む
関西各地の百貨店で中元商戦が本格化している。今年はコメの価格高騰を受け、米飯惣菜や麺類などの品揃えを強化する傾向がみられる。自家用の別冊カタログも定着しており、手軽に気分転換できる“プチ贅沢”として需要を伸ばしている。生活防衛意識の高まりから、品質と…続きを読む
「贈る」という行為は、人の心に「豊かさ」や「ゆとり」をもたらす。中元の新たな需要として台頭するカジュアルギフトも、相手を思って贈ることで得られる心理的な充足感が購買動機の重要な要素となっている。物価高を背景とした「節約疲れ」からの心理的な解放やゆとり…続きを読む
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 静岡市の竹沢製茶は業界に先駆けて、茶葉専用のティーバッグ(TB)「魔法のティーバッグ」を展開するなど、消費者のニーズを的確にとらえ、着実に成長を続ける。竹澤重人社長は「お客さまの要望に寄り添うことこそが茶商の存在価…続きを読む
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 静岡県島田市のハラダ製茶は抹茶が生産が追い付かないほど好調なことを受けて今秋、てん茶炉を新たに2基稼働させ、抹茶原料の増産を進める。また、国産農作物が高値を付けていることから農園事業の生産拡大にも力を入れる。原田宗…続きを読む
世界初の三角錐ティーバッグ包装機を開発した静岡県菊川市の不双産業の今期(25年8月期)ここまでの業績は、抹茶原料の増産がこのほど盛んになっていることを追い風に生産現場で大袋用全自動真空包装機「UDA」シリーズの導入が進み、前年と同じく好調に推移してい…続きを読む