ちまたで「チュモッパ」なるものがはやっている。韓国で食べられている一口サイズの丸いおにぎりのことで、野菜や漬物、海苔などの具材が混ぜ込まれている。見た目がかわいらしく、韓国料理店で初めて食べて気に入った▼自宅でも作ってみようと調べると、日本海水が「ま…続きを読む
この数年、北海道内でワイナリーが急増している。今年度もすでに9件が免許を取得し全道で64軒にまで広がった▼道産ワイン業界では、GI制度導入や池田町が独自開発した「山幸」のOIV(国際ブドウ・ワイン機構)への品種登録、函館に進出した仏老舗ワイナリー・モ…続きを読む
記者は駆け出しのころ食品業界団体の事務局を任せられ、業界のお歴々から多くのことを学んだ。コンプライアンスが厳しくなった現在では書けないことも多々あるが、さまざまな「叱咤」「激励」をいただいたことで今の自分がある▼事務局として団体の総会や行事を調整した…続きを読む
日本の65歳以上の高齢者人口は今年9月現在で3623万人、総人口に占める割合は29.1%で過去最高となった。また75歳以上の人口は初めて2000万人を超え、さらに10人に1人が80歳以上となった▼超高齢社会の日本で、仕事をしながら家族の介護に従事する…続きを読む
米菓、もち、パックごはん、漬物に清酒。コメどころ新潟ならではの基幹産業だ。近年は山形とはラ・フランス対ル・レクチェの洋ナシ対決だけでなく、家計調査のラーメン外食費で1位2位を争うほどラーメン王国でもある▼17年10月から新潟支局立ち上げとともに赴任し…続きを読む
先日、学生時代の旧友らと集まった。4年ぶりの飲み会である。気心知れた旧友らと懐かしみ、語り合い、本当に楽しい時間を過ごした▼コロナショックで大きく変わったものには、昔ながらの繁華街があるという。ある卸トップは「札幌すすきのでは飲食店数が過去にピークで…続きを読む
日本独自の伝統食である昆布茶。“最古のインスタントし好飲料”として古くは平安時代、切り昆布を水や湯、茶などに入れ風味や香りを楽しんでいたほか、口中衛生のための薬的存在でもあったという▼市場は今年も静かなシーズン入り。売場は茶・粉末し好飲料コーナーはも…続きを読む
先月、豪州から友人一家が大阪へやってきた。暑さを筆頭に6年ぶりの日本は変わったと驚きを隠さない▼食品スーパーの産直野菜や惣菜の焼鳥が一個単位でプラスチックパックに入れられ、食後に圧倒的なプラゴミがでる。レジのセミセルフ式は便利なのかと。どちらもコロナ…続きを読む
東京都中央区のビルの谷間にある新川大神宮。江戸期以来、周辺の多くの酒問屋が酒類業の神様としてあつく信仰してきた。1952年10月17日に戦災で失われた社殿を有志が再建。コロナ下も含め規模を変えつつ同日前後に例大祭が挙行される▼今年は令和初の晴天の下、…続きを読む
記録的な猛暑で今新米の品質が劣悪。コメ粒に透明感がなく白く濁る、いわゆる「しらた」が多く発生している。食味への影響は外観ほどではないというが、否定できない。否定するとむしろ、来年以降、高品質米の販売に影を落とすことになりかねない▼ただ、選別技術の向上…続きを読む