カネカの24年度マーガリン・加工油脂関連事業は数量、金額ともに前年度を上回った。原料の価格高騰を背景に代替用途の製品が底堅く動いた。ユーザーの原料高・人手不足への課題意識は引き続き強く、マーガリンを含めた多様なアイテムでソリューション提案を進めていく…続きを読む
日清オイリオグループの24年度加工油脂事業は、国内は厳しい市場環境が続き、積極的な提案活動で採用増加とカカオ脂高騰に伴う代用脂需要増加などの販売数量増加、相場に応じた適正価格での販売努力などで増収増益となった。海外もマレーシア・ISF社の欧州向け・国…続きを読む
雪印メグミルクは25年度、創業100周年のメモリアルイヤーにおいて、主要ブランドの1つである「ネオソフト」の浸透を図る。若い世代への訴求を進めるとともに、相対的な値頃感から見込まれる需要を受け止めていく。 24年度の油脂部門は市場を大きく上回り、前…続きを読む
ADEKAは25年度、新製品を加えた多様な製品群で、食品ロス削減や人手不足、健康志向といった社会課題への対応として、練込油脂などの高機能製品や、PBFの販売を拡大させていく。PBFの「デリプランツ」シリーズでは、グローバル展開を進める考えだ。 24…続きを読む
リボン食品は今期、創業の原点となる油脂加工事業の強化に注力している。「油脂に本気を出す」をテーマとし、主力ブランド「ネオラティ」を中心に品質改善および販路開拓を重点的に実施する。2年後に迎える創業120周年、その先の200年目を見据え、持続可能な成長…続きを読む
マリンフードの2025年1~5月の業績は、金額ベース・物量ベースともに前年を上回って推移。PB品のアイテム数増加などが売上げに寄与した。原料価格の高騰を受け、2月に業務用、4月には家庭用の値上げを実施。適切な価格転嫁を行うことで、品質維持と企業成長の…続きを読む
日油は、最終市場を支援する機能性素材(食品機能材)や加工油脂を多数展開。製菓・製パン分野をはじめとする多彩なメニューのレベルアップや課題解決を進めており、特に近年では食品機能材分野で存在感を高める。 24年度関連事業は、各コストの上昇やパーム油に代…続きを読む
月島食品工業は、おいしさと扱いやすさの面から商品づくりをサポートする「QMS(クオリティーマイスターシステム)」や、プラントベースフード(PBF)のおいしさに寄与する「Poff(ポフ)」を展開している。今年度発売予定の「ラブールイーリス/MB」を含め…続きを読む
J-オイルミルズは業務用マーガリンブランド「グランマスター」を展開、屈指の品揃えで最終市場となる製菓・製パン市場を支援している。発売10周年となった24年は従来までのバターコンパウンドに加え、植物油ベースタイプを追加し、ラインアップを大幅に拡充。今夏…続きを読む
【東北発】2050年カーボンニュートラルの実現へ--。地方自治体はこぞって環境取り組みを重視、温室効果ガスの排出量やプラスチックごみの削減に向けた政策目標を掲げる。だが、国が抱える問題を消費者の意識にまで落とし込み、実際の行動につなげるには何をすれば…続きを読む