ヤクルト本社は6日、中国における基盤強化に向けた事業再編手続きを開始すると発表した。中国ヤクルトの100%子会社である上海ヤクルトの解散手続きなど、上海エリアにおける製造・営業部門変革に着手。同国市場におけるさらなる競争力向上と持続可能な成長を目指す…続きを読む
ニップンは、長期目標に掲げる2030年度に売上高5000億円、営業利益250億円の達成に向け、積極的な投資を行っていく。2026年度までに、製粉事業における知多新工場の建設、冷凍食品事業に関する畑中食品の第三者割当増資の引き受け、研究開発拠点の整備に…続きを読む
マルハニチロは25年度からスタートする新中計に向けて、海外事業を深耕していく。今年4月に準備室を新設し検討してきたリージョナルヘッドクオーター(RHQ)を、新年度から本格的に始動する。北米・欧州・アジア・中国の四つのエリアにRHQを設置。生産工場への…続きを読む
フンドーダイでは今期、基本商品の再PRに注力してきた。さらに、九州外での商品拡販強化にも取り組んだ。感触として、特に手応えを感じているのが「とろりと甘い九州しょうゆ」。同品には、熊本で古くから親しまれる赤酒を使用。刺し身や馬刺しにも合うという。全国的…続きを読む
湯浅醤油がブランド認知力を高めている。同社の伝統的な醤油醸造技術を注入したフランス初の純国産醤油「SHINKO NOIRE」を10月1日の醤油の日に日本でも販売し、限定200本はまもなく完売する反響だ。和歌山県有田の同社蔵では、「生一本黒豆」「魯山人…続きを読む
正田醤油の前11月期売上げは前年比2桁増で着地するとみられ、業務用がけん引した。3月に価格改定を行って加工用、中食、外食の主要チャネルで前年実績を超え、海外輸出も伸ばした。大幅な増収だが、営業利益は前年並みにとどまり、値上げでようやくコスト増を吸収で…続きを読む
農林水産省が集計した10月の農林水産物・食品輸出額は、前年同月比9.9%増の1239億円余となり、3ヵ月連続で増加した。 乳児用粉ミルクなどを含む酪農品(17.4%増/28億円)、アルコール飲料(2.4%増/112億円)などが好調に推移。ホタテ貝など…続きを読む
マルサンアイは11月1日、農業および農業関連産業を対象とするソリューション提供企業のD.J.HEDRICK INTERNATIONAL(カナダ、DJHII社)と合併で子会社アリノバ・カナダを24年5月にカナダで設立し、同子会社で新工場建設に係る固定資…続きを読む
白醤油は主に三河地方で育まれてきた醸造調味料の一つだ。琥珀(こはく)とほんのりとした甘み、そして芳醇な香りが特徴で、三河地方以外の割烹料亭などでも採用されており、近年では全国的な人気を博す。さらに白醤油の淡い味わいから、和食以外の料理との相性も良く、…続きを読む
キユーピー(高宮満社長)は25年度(25年11月期)を起点とする中期4ヵ年計画で事業構造改革と成長領域への投資を加速する。成熟化が進む国内で資源分配の思い切った見直しや製造拠点の再編・機械化に取り組むとともに、海外などに積極的に投資し、収益力と資本効…続きを読む