2022年度の世界食品小売業売上高ランキング100(表1)がまとまった。この売上高ランキングに入る水準は、前年度より4億1600万ドル高い64億1600万ドル(約8340億円)となった。日本企業では、7社がこの水準をクリアしている。一方、前年度に企業…続きを読む
【関西】日本の醤油発祥の地、紀州湯浅から遠く1万km離れたフランスのボルドー地区で11月、湯浅醤油の技術を詰めこんだBio白醤油「SHINKO BLANCHE(シンコ・ブランシュ)」が誕生した。24年早々にはフランス国内流通と日本への逆輸入が実現し、…続きを読む
●タイでかつてないブーム 奈良時代にはすでに存在していたとされるおふくろの味のおにぎり。日本を旅する外国人が増える中で、東南アジアのタイでも旅先の日本で食べた味が忘れられないという人が少なくない。そんな声に応えようと、今年7月にバンコクにオープンし…続きを読む
ローカルの誇りを世界へ広めようとするトレンドは決して目新しいものではない。ただ今回のAnugaに参加して感じたのは、ローカル特有の食品や食材が、世界市場へ急速に広がっているということだ。例えばイタリアのチーズ。これは地元の乳製品の伝統と革新を結集したよ…続きを読む
今回のAnugaで目立ったものの一つは、機能性の食品や飲料の存在だ。これらの製品は健康面を訴求するだけでなく、使用されている原料をパッケージ表面で積極的にPRしている。あたかも「スター原料」が、製品プロモーションをけん引しているかのようだ。近年、プロ…続きを読む
キリンビールは29日から、クラフトビール「スプリングバレー」ブランドの缶製品について、初の海外展開として台湾の一部量販店での販売をスタートする。同地のクラフトビールはビール市場全体に占める割合が、日本の約3倍に当たる約5%(21年時点)に上るなど関心…続きを読む
【中国】オタフクソースは、17~19日にかけて米国ニューヨークで開催された「Anime NYC 2023」で、世界的に人気のアニメーション作品「NARUTO-ナルト-疾風伝」とコラボレーションしたお好みソースやお好み焼き関連グッズを販売した=写真。 …続きを読む
食品産業が盛んなタイで、内外の食品企業による新工場の建設や生産ラインの増強が精力的に行われている。コロナ禍からの市場の回復や、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した食糧安全保障への対応などさまざまな要因が考えられているが、どうやらそれだけでもないよう…続きを読む
ヤクルト本社の24年3月期第2四半期上期決算における海外飲料食品事業は、事業所によって好不調が分かれる結果となった。カテゴリー全体では価格改定効果と為替のアシスト効果で増収となったが、中国やインドネシアの販売本数減、原材料高騰、経費増によって減益での…続きを読む
レンゴーはこのほど、インドにおける段ボールメーカーであるヴェルヴィン・コンテナーズ社の株式の30%を取得した。レンゴーの資本参加に伴い、同社は「ヴェルヴィン・レンゴー・コンテナーズ社」に改称する。 同社はインド西部のムンバイ、ゴア、プネにおいて段ボ…続きを読む