醤油市場、甘口・国産の人気拡大 密封・鮮度は高止まり
2025.12.05
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む
【関西】トーホーキャッシュアンドキャリーは2026年1月30日、プロの食材の店「A-プライス(AP)」を横浜に出店する。横浜市営地下鉄桜木町駅直結の商業施設「ぴおシティ」へ出店し、横浜最大の飲食店街「野毛エリア」をターゲットに据える。(深瀬雅代) ※…続きを読む
ケンコーマヨネーズの26年3月期第2四半期は25年度に採用されたタマゴ加工品、サラダ・惣菜類の減少や、商品統廃合による販売機会の減少を受け、前年同期比で減収・減益で着地した。業績の動向を踏まえ、同決算の発表と合わせて通期業績予報を下方修正。中長期経営…続きを読む
明治の業務用売上高は25年度1019億円見込み、30年目標1300億円へ上方修正も視野。乳とカカオの複合提案の可視化が好調要因。食感を定量評価できる「オーラルマップス」最新型をAPCに導入し、製菓製パン・食品加工向けにレシピ・メニュー提案を強化、業務…続きを読む
【関西】ケンミン食品は直営店舗「健民ダイニング」で3日、大阪・関西万博で約9万人が訪れたグルテンフリー(GF)ラーメン専門店「GF RAMEN LAB」の限定営業を行った。10日と17日にも営業を展開する。同社が万博レガシーとして今後の事業に生かすた…続きを読む
味の素冷凍食品の主力「AJINOMOTOギョーザ」は今年3月からの値上げ以降苦戦していたが、サブカテゴリー商品の好調も追い風に9月以降盛り返している。下期以降の戦略について寺本博之社長は11月28日の年末会見で、安売りとは一線を画した生活者が店頭で手…続きを読む
大井川茶園(静岡県焼津市)は業界に先駆けて大手小売チェーンを中心に値上げ交渉を着実に進めて、茶業界の持続可能性を高めている。同時に収益力も強化。来期(27年2月期)には利益が確保するとみられる。 このほか、国際的な人気を誇る抹茶をメーンに海外市場へ…続きを読む
【関西】UHA味覚糖は11月17日、「チョコレア」を全国のCVSで先行発売した。同品は“まるで口の中でとろける生チョコのようなグミ”として、発売前から大きな話題を呼んでいる。 同社は「カカオ価格が高騰する中でも、チョコレートを愛する皆さまに新しいお…続きを読む
【東北】宮城の海苔入札会は全国の海苔産地の中で最初に開かれる。今年も11月27日、県漁協塩釜支所で開催され、全国から買い受け人約200人が参加し、色つや、味を確かめて札を入れた。今年は水温が8、9月に例年より2~3度C高く心配されたが11月に入り下が…続きを読む
日清製粉ウェルナは11月28日、家庭用製品の価格改定を発表した。10月1日から輸入小麦の政府売渡価格の引き下げに伴う業務用小麦粉の価格改定を受け、一部の家庭用小麦粉製品を値下げする。一方、その他の原材料価格や製造コスト、包装資材代、物流費などのコスト…続きを読む
テーブルマークは26年2月2日納品分から、家庭用冷凍食品12品、業務用冷凍食品71品、パックごはん(赤飯)1品の計84品で2~35%の値上げを実施する。 原料米価格などの上昇が継続していることからコスト吸収の限度を超える厳しい環境となったため。価格…続きを読む