昨年8月の協業の調印式。左から石田敦史パルシステム静岡理事長、加藤敦啓JA静岡経済連理事長、吉中由紀パルシステム連合会副理事長
パルシステム静岡と静岡県経済農業協同組合連合会(JA静岡経済連)は、昨年8月に宅配事業の協業で調印、パルシステム静岡は一気に静岡県西部での急拡大も視野に入れていたが、想定よりゆっくりと伸長していく中で、物流施設の整備など課題も見えてきた。
JA静岡経済連は宅配事業「ふれあい便」を運営していたが、品目数380、カタログである商品案内は3ヵ月に一度配布、OCR用紙で注文、注文から自宅に届くまで2週間と、国内のどの生協に比べても便利ではない。農業者の高齢