全国小売流通特集
全国小売流通特集:SM・GMS業界動向=売上げ減の中でコスト増加
コロナ禍を経て店舗の衛生対策は一段と進んだ(ダイエー豊洲店)
今期に入ってからも各社の惣菜部門は総じて伸長(サミットストア湯島天神南店)
ヨークはコンフォートマーケット西馬込店に即時配送のオニゴーを導入
◆販路拡大・粗利確保目指す
スーパー各社の21年度業績は、コロナ初年からの反動減に見舞われた。減収となる企業が半数を超え、営業利益は何十%もの減益となるケースも珍しくない。ただ、21年度もほぼ期を通じてコロナ禍は続き、行動が制約される中で食シーンの比重は家庭内に偏ったままだった。19年度と比較すれば売上げ・利益とも高い水準を維持しているチェーンが大半で、反動減の第2波は今期も続いている。加えてあらゆるコストが上昇し、売上げにも増して利益確保が難しい
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全国小売流通特集
小売2022年、小売業界は各方面からの急激なコスト増に直面している。それらは国際情勢を背景に唐突に立ち上がった問題のように見えるが、実際には2020年代の課題として想定されていたものが緊迫度を増しただけだ。つまり課題は一過 […]
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