ファベックス特集2023
ファベックス特集:惣菜最前線=食品スーパー 外食・内食の需要流入
鮮魚部門で商品化するなど高品質化が進む握り寿司(ライフ ビエラ蒔田店)
寿司との関連でサイドメニューを広げる(ヤオコー トナリエ宇都宮店)
メニュー開発の幅が広がる(マルエツ リンコス白金ザ・スカイ店)
出来たてを提供するワッフル(いなげや練馬西大泉店)
クロワッサンを最大限に展開(ベイシアフーズパーク大田原店)
◆付加価値商品の開発促進
食品スーパー(SM)業界3団体の歴年統計によると、22年は総売上高が既存店ベースで前年比0.5%減となる中、惣菜は同2.7%増と好調だった。主な要因は内食からのシフトや、外食代替ニーズの獲得が続いたことであり、その傾向は直近も変わらない。各社は外部の食シーンをさらに取り込むべく付加価値型の商品開発に意欲的。店内で仕上げる出来たてならではの価値を追求することは、同じ店舗内で売上げを伸ばしている冷凍食品との差別化にもつながる。
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ファベックス特集2023
惣菜・中食食品スーパー(SM)は、2023年の成長戦略の中核に惣菜を打ち出す企業が増えている。惣菜のブランド化や冷凍化などで、売上げだけでなく利益も含めて企業の核に育てようという戦略である。SMが食品工場を持つようになり、アウト […]
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