鍋物調味料特集2025
鍋物調味料特集:キッコーマン食品 加湿効果で新需要喚起
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◆鍋物調味料特集:本格商戦で販売最大化 即食価値・健康志向は定着
調味料 特集 2025.10.06鍋商戦は10月に入ってハイシーズンを迎え始めている。鍋つゆ、ポン酢といった鍋物調味料は冬の量販店のマグネット。毎年の酷暑の長引く残暑で夏の棚割りが延長されるのは一般化し、冬売場への展開後の一気の本格商戦の垂直立ち上げ、販売の最大化が製販共通の目標。醤…続きを読む
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鍋物調味料特集:クローズアップ=Mizkan 鍋つゆ市場再成長挑む
調味料 特集 2025.10.06●「THE WORLD」で海外旅気分 Mizkanは鍋つゆ市場の再成長に挑んでいる。トップブランドの「〆鍋」を10年ぶりにリニューアル発売し、海外気分が味わえる「鍋THE WORLD」を新たに導入。定番回帰と非日常体験という消費トレンドに応じ、踊り…続きを読む
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鍋物調味料特集:エバラ食品工業 「鍋といえば、エバラ」浸透
調味料 特集 2025.10.06エバラ食品工業は「プチッと鍋」が市場全体を上回る推移で、カテゴリーの売上げに貢献した。24年9~10月の鍋つゆ市場全体は、異常な気温高によって鍋の喫食時期が遅れたことや野菜価格の高騰も影響し、前年割れで推移した。「プチッと鍋」は残暑対策として、CMな…続きを読む
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鍋物調味料特集:モランボン 秋冬に新定番鍋を提案
調味料 特集 2025.10.06モランボンは25年秋冬の鍋物調味料市場に向け、新商品とリニューアル品を発売した。今秋冬季の開発コンセプトは「新定番鍋」だ。多様化が進む市場環境において、あらためて“定番回帰”を軸に据えつつ、安心感と新しさを兼ね備えた商品群を投入する。 精肉売場向け…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヤマキ 取扱店増え主力品好調
調味料 特集 2025.10.06ヤマキは、24年8月~25年3月の鍋つゆ実績が前年比16%増と伸長した。「豚しゃぶ野菜鍋つゆかつお750g」「地鶏だし塩鍋つゆ700g」「韓福善のキムチ鍋つゆ700g」「寄せ鍋つゆ700g」の主力品はすべて前年を上回っている。取扱店舗数が年々増えてい…続きを読む
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鍋物調味料特集:味の素 「うま辛キムチ」好発進
調味料 特集 2025.10.06味の素は1個1人前の固形つゆの「鍋キューブ」を揃え、8月から「うま辛キムチ」をリニューアル発売して流通業の高評価を得ている。キムチのコク、味わいを高めて人気。TVCMとデジタル広告で汎用性を提案する。高品質で低単価の商品力、汎用訴求によるシェア拡大を…続きを読む
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鍋物調味料特集:キッコーマン食品 加湿効果で新需要喚起
調味料 特集 2025.10.06キッコーマン食品は身体が温まる鍋つゆの「芯からぽっと」シリーズを発売し、市場の既存品と差別化した。小分け鍋つゆで不満点となる液量、入り数、健康メニューの少なさを解消。消費離れの見られる若年女性が鍋に求める加温効果をショウガなどの具材、粘度で実感しても…続きを読む
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鍋物調味料特集:にんべん “だし×和香辛料”拡充
調味料 特集 2025.10.06にんべんは今期、ストレートタイプの鍋つゆに特化して市場に臨む。「だし鍋つゆ」シリーズの新フレーバーとして、鰹節だしと和の香辛料の組み合わせをコンセプトに作り上げた「海鮮だし辛み鍋つゆ」を9月に発売した。 「海鮮だし辛み鍋つゆ」は、国内製造の鰹節を中…続きを読む
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鍋物調味料特集:マルトモ かき醤油使用「だし小鍋」発売
調味料 特集 2025.10.06マルトモは、鰹節屋ならではの味の相乗効果を生かした鍋つゆ「だし小鍋」シリーズの新商品として「だし小鍋かき醤油牛すき鍋つゆ」を1日に新発売し、ラインアップを強化した。 同品は、広島の老舗醤油メーカーのアサムラサキとの共同開発商品で、アサムラサキのフラ…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヤマサ醤油 具入り中容量で差別化
調味料 特集 2025.10.06ヤマサ醤油は8月から「素材まるごとすごい鍋」シリーズを導入し、大きな具入り、2~3人前の中容量で差別化する。「シャキシャキ食感生姜鍋つゆ」などを揃え、レトルト加工でショウガの程よいかみ応えを実現し、配荷店を順調に増やしている。ポン酢は「昆布ぽん酢スー…続きを読む
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鍋物調味料特集:ヒガシマル醤油 3倍濃縮、経済性支持
調味料 特集 2025.10.06ヒガシマル醤油の定番鍋つゆ「よせ鍋つゆ」「柚子しおちゃんこ鍋つゆ」は3倍濃縮の経済性の高さとつゆを鍋の締めまでしっかり楽しめる特徴で固定客をつかんでいる。物価高が続く今季も、コストパフォーマンスと400mlPETの利便性、前期のリニューアルによるだし…続きを読む
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鍋物調味料特集:旭食品 「ぶっかけポンズ」注目
調味料 特集 2025.10.06旭食品の看板商品「旭ポンズ」は発売から58年を経た今も、「ポン酢はこれやないとアカン」という熱狂的なファンを持つ。だが、8年前に発売した夏向け「旭ぶっかけポンズ」も認知がじわじわ上昇し、大阪・関西万博では“ぶっかけ”売上げが「旭ポンズ」の5倍以上で推…続きを読む
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鍋物調味料特集:創味食品 「創味のつゆ」500mlが2桁増
調味料 特集 2025.10.06創味食品の「創味のつゆ」が好調だ。前回の大阪万博をきっかけに誕生した同品が、大阪・関西万博で盛り上がる今もその味に評価を得ている。特に中容量サイズの500mlは24年度も前年比15%増、25年上期も同2桁増で伸長し、ユーザーの世代交代にも成功している…続きを読む
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鍋物調味料特集:日本丸天醤油 減塩ぽん酢導入広がる
調味料 特集 2025.10.06日本丸天醤油の25年度ポン酢類実績は、家庭用が昨年秋の価格改定の影響による反動減、業務用は前年超え、OEM受託は順調に推移している。看板商品「天翔ゆずぽん酢」は昨年夏にバージョンアップ改良を施し、減塩バージョン「天翔減塩ゆずぽん酢」は新規導入店を増や…続きを読む
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鍋物調味料特集:シマヤ 調整自在、顆粒タイプを
調味料 特集 2025.10.06シマヤは「これスゴ鍋つゆ」シリーズを刷新し、顆粒タイプの商品価値を前面に押し出した「粉de鍋」シリーズとして9月1日にリニューアル発売した。 同シリーズは、大さじ1杯で1人前の鍋つゆを好みの濃さで作ることができ、味が薄くなった時や、鍋の締めを作る時…続きを読む
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鍋物調味料特集:関連商材=サトウ食品 利便性が魅力 鍋にも
調味料 コメ・もち・穀類 特集 2025.10.06包装もちトップシェアのサトウ食品は、今年も秋冬の鍋物に最適な薄さが特徴の「しゃぶしゃぶもち」や通常の切りもちよりコンパクトな「シングルパックミニ」など販売好調のバラエティー商品を販売していく。年末年始の季節商品としてのイメージがいまだ根強いもちについ…続きを読む
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鍋物調味料特集:活躍する九州鍋スープ企業=主流はストレート 土産用一部に存在…
調味料 特集 2025.10.06◆流通へ長期育成期待 九州鍋物調味料市場においても、商品流通に関して猛暑の影響が非常に大きい。かつては、お盆を過ぎれば秋冬向けの棚替えが進んでいた。売場で新しく訪れる季節を告げる、そのような訴求も目立っていた。ただ、現状では小売業側に変化が生じてい…続きを読む
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鍋物調味料特集:ダイショー 主力アイテム堅調 若手主体で商品開発を
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 ダイショーでは昨シーズン、もつ鍋、カレー鍋、ちゃんこ鍋など主力製品は堅調に推移したという。ただ長引く残暑から、スタートが厳しい状況ではあった。一方でシーズン後半、春になるまでに寒い日も根強く存在。例年需要が下がってくる時…続きを読む
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鍋物調味料特集:ニビシ醤油 ウエスト監修拡充 地元企業コラボ推進も
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 ニビシ醤油は市場動向として、鍋物調味料の販売期間が短くなっている点を挙げる。小売業側も棚替えに慎重になるケースも見られる。かつての、「売場で季節を先取り」という概念が変化してきたとしている。まためんつゆと異なり、野菜価格…続きを読む
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鍋物調味料特集:チョーコー醤油 「味わい素材」強化 長崎発の商品アピール
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 チョーコー醤油は市場動向全体について、新商品では依然監修品が目立つとみている。春夏向けのめんつゆを、鍋つゆにも横展開する。そうした動きも増えてきたという認識だ。 同社は、「味わい素材 だし旨」シリーズ6品の販売を強化中…続きを読む
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鍋物調味料特集:関連商材=マルタイ 「お鍋にラーメン」 開発者の経験生きる
調味料 麺類 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 マルタイの即席棒状ラーメンの麺は、ノンフライ、ノンスチーム製法で仕上げた生麺に近い風味が特徴のストレート麺。「マルタイラーメン」はそのパイオニア商品だ。同品のスープは、ポークとチキンをベースにした風味豊かなあっさり醤油味…続きを読む
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鍋物調味料特集:マルヱ醤油 マイルド味を追求 監修品の新販路広がる
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 マルヱ醤油は今シーズン、リニューアル品「博多もつ鍋やま中監修 もつ鍋スープ醤油味」を発売した。これを機に新しい販路も広がり始めた。同品については、1回目はもつ鍋、さらにその後味噌、豆乳、具材を加えれば味の変化を楽しめる。…続きを読む
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鍋物調味料特集:宮島醤油 「地産地工」取組む 鍋物にピリ辛系ポン酢提案
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 宮島醤油では市場について、個食商品が使いやすさからも、さらに広がるのではとみている。各社商品とも、ストレートを中心に改廃が激しい。新商品の開発と育成の難しさは、業界全体の課題という認識だ。 同社は、地域食材を活用した商…続きを読む
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鍋物調味料特集:富士甚醤油 関東でも認知拡大 新ブランド幅広く提案
調味料 特集 2025.10.06◇活躍する九州鍋スープ企業 富士甚醤油は、昨年の市場は猛暑や野菜価格高騰が大きく影響したとみている。気温が20度Cぐらいまで下がらないと、鍋需要は高まらない。暑くても食べられるのはもつ鍋ぐらいだとみる。 同社では前期、ポン酢が堅調に推移。果汁を使…続きを読む