静岡食品マーケット特集2024
食料品価格の値上げや物流費・人件費などの上昇が続く中、静岡県の食産業全般で独自の価値を高める動きが活発になっている。(宇佐見勇一)
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◆静岡食品マーケット特集:独自色訴求さらに活発 販売戦略に変化もたらす
特集 総合 2024.10.29食料品価格の値上げや物流費・人件費などの上昇が続く中、静岡県の食産業全般で独自の価値を高める動きが活発になっている。 27年に創業70周年を迎える沼津市のSMあおきは田村篤己社長の下、商売の原点に立ち返って、「人づくり」を重視するように組織を再編。…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:あおき・田村篤己社長に聞く 原点に立ち返り組織再編
特集 小売 2024.10.29沼津市のあおきは1957年の創業以来、県東部を中心にストアブランドを確立し、地域の豊かな食生活を支えている。23年2月に社長に就任した田村篤己氏は商売の原点に立ち返って、組織再編に注力。今期(24年10月期)は過去最高益を記録した。現在、同地区での空…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:マックスバリュ東海 第2四半期、過去最高益を記録
特集 小売 2024.10.29◇小売動向をひも解く ●上場20周年記念企画などが業績押し上げ マックスバリュ東海の今期(25年2月期)第2四半期決算は過去最高益を記録した。全店売上高は前年比3.7%増と拡大。上場20周年記念企画とイオングループトータルアプリ「iAEON」での…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:タカラ・エムシー 枠にとらわれない施策を
特集 小売 2024.10.29◇小売動向をひも解く ●法人向け「プチ・マム」提供などで可能性広げる 静岡市のタカラ・エムシーは9月、静岡市のホームセンター内に「フードマーケットマム下川原店」をオープンするなど、業態の垣根を越えてワンストップの利便性を追求している。また、法人向…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:遠鉄ストア 地域の支持をより盤石に
特集 小売 2024.10.29◇小売動向をひも解く ●100周年に向け高質ストア目指し経営基盤強化 静岡県浜松市の遠鉄ストアは昨年50周年に続き、従業員考案のオリジナル商品や価格帯に応じた商品展開の推進、移動スーパー事業を通じて、地域の支持をより盤石なものにしている。次の10…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:マキヤ 前期は過去最高益
特集 小売 2024.10.29◇小売動向をひも解く ●EC加え事業拡大 物価高の中、小売業を取り巻く環境は依然として厳しい。そのような中、さまざまな業態で104店舗を展開する県東部、富士市のマキヤの前期72期(24年3月期)は過去最高益を記録するなど、好調が続く。1月にはEC…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:福一漁業 一気通貫の強み生かす
特集 中食 2024.10.29◇県下の中食産業に迫る ◆三つ目となる製造拠点が稼働 焼津市の福一漁業物販・飲食部門は魚食文化の継承を促すため、自社製造の寿司や惣菜、弁当の販路を広げている。漁業をなりわいとして漁獲から販売までを一気通貫で行う強みを生かした商品を続々と発売。TV…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:どんどん・三島徹平社長に聞く 創業からのこだわり堅持
特集 中食 2024.10.29◇県下の中食産業に迫る 静岡県を中心に1都4県に70店舗を展開している弁当チェーンのどんどん(静岡市清水区)は23年10月に中小企業の事業承継や経営支援などを手掛ける「unlock.ly」(東京都)から三島徹平氏を代表取締役社長に迎えた。現在、創業…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:供給難時代の指針探る
特集 小売 2024.10.29現在、わが国はおける食の安定供給が大きく脅かされている一方、世間の関心は高くないのが実情だ。そこで、今回はDX関連の施策や耕作放棄地再生の取り組みから、地産地消につなげる小売流通・卸の販売戦略まで多岐にわたって取り上げ、これから予想される供給難時代の…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:沼津中央青果 値決め方式を競売から事前商談に
生鮮食品 特集 2024.10.29◇供給難時代の指針探る ◆日本事務器「フードループ」活用で業務効率化・価格安定化を 沼津市の沼津中央青果は、県内最大規模の2420平方mの保冷庫を保有する一貫したコールドチェーン体制が特徴の地方青果卸だ。2015年ごろから公正な価格形成の実現に向…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:ハラダ製茶 耕作放棄地再生へ取組む
嗜好飲料 特集 2024.10.29◇供給難時代の指針探る ◆農業の窮状受け茶以外の国産農作物生産も ハラダ製茶は2008年に農業所有適格法人、ハラダ製茶農園を設立し、耕作放棄茶園などを積極的に借り入れ、その再生に取り組む。このほか、農業人口の減少に伴い、国産農産品への評価が進むこ…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:タカラ・エムシー 鮮魚のチルド便、本格稼働
特集 小売 2024.10.29◇供給難時代の指針探る タカラ・エムシーは8月、沼津港で水揚げされた鮮魚を、その日のうちに静岡市の店舗に配送するチルド便を本格稼働させた。同市内店舗の集客効果が期待される。また、9月のフードマーケットマム下川原店(静岡市)オープンに併せて、沼津市の…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:田丸屋本店 ICT活用の畑わさび栽培
調味料 特集 2024.10.29◇供給難時代の指針探る ●新市場創出の可能性に期待 鈴生、NTT西日本 静岡支店と共同実験 静岡市の田丸屋本店は、2023年3月から静岡県産わさびの生産量回復に向けて、同じく静岡市の農業法人、鈴生とNTT西日本静岡支店と協業で、ICT(情報通信技…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:浜村屋・浜村晃社長に聞く 静岡産PBを積極展開
特集 卸・商社 2024.10.29◇供給難時代の指針探る 静岡市の業務用卸、浜村屋は地元静岡産の食材を使ったPB「シズワン」の積極的に展開し、地産地消を促すとともに業績拡大が続く。浜村晃社長は「これからも静岡の豊かな食材の魅力を発信し続けていく」と意欲を燃やす。同社は今期(25年9…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:企業研究=はごろもフーズ 地域に根差した活動
缶詰 水産乾物・塩蔵他 特集 2024.10.29●社会的な役割、年々大きく 工場見学受け入れなど 静岡市のはごろもフーズは新清水プラントでの工場見学受け入れや地元企業との協業など、地域に根差した企業活動を積極的に行っている。現在、マグロやカツオなどの調達が新興国の急速な需要拡大や地政学的リスクの…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:企業研究=はごろもフーズ シーチキンアカデミー創設
缶詰 水産乾物・塩蔵他 特集 2024.10.29●ファンの創造へ 地元清水を盛り上げ はごろもフーズはこれからのファン創造のため、工場見学を学校に見立て「入学・学ぶ・卒業」を体験する「シーチキンアカデミー」を創設して、主に小学校の社会科見学を対象に「新清水プラント」の工場見学を積極的に受け入れて…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:企業研究=はごろもフーズ シーチキン食堂開店
缶詰 水産乾物・塩蔵他 特集 2024.10.29●家族連れ詰めかけ盛況 食卓での活用広げる はごろもフーズは9月22、23の2日間限定で、清水港に隣接する商業施設エスパルスドリームプラザの1階にある「海辺のビュッフェ はとばキッチン」とのコラボで「シーチキン食堂」開店イベントを実施した。「シーチ…続きを読む
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静岡食品マーケット特集:企業研究=はごろもフーズ・後藤佐恵子社長に聞く
缶詰 水産乾物・塩蔵他 特集 2024.10.29はごろもフーズは23年8月、42年ぶりに新たな魚種となるブリを使用した「シーチキン Every(エブリ)」を発売するなど、後藤佐恵子社長が考える安全・安心で良質な食品を安定供給するという社会的責任を果たすため、原材料の多様化を進める。4月からは創業1…続きを読む