春季新潟食品産業特集

総合 2020.02.21
春季新潟食品産業特集

 2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催が新潟県でも明るい話題の一つに挙げられそうだ。日本の食と酒が世界から注目される大きなチャンスで、「食の新潟」「食品産業王国」をアピールできる場となり、ビッグイベントは歓迎ムード。新潟でも選手団の合宿の地があり、ホストタウンとしてさまざまな交流を通じて新潟の食を世界の選手に味わってもらう機会が創出される。また、6月5~6日の聖火リレー県内縦断など、開催地でなくともさまざまな形で盛り上がってくると予想される。TV観戦などによる内食の拡大や、インバウンド需要への期待も大きい。こうした好機を逃さず、ポストオリ・パラも見据えて、令和の新時代に未来の需要へ結びつけるためには、流通3層で知恵を絞り、逆境を乗り越える総合力が鍵となりそうだ。(山本大介)