コーヒー・コーヒー用クリーム特集
「令和」最初の春がやってくる–。20年春夏各社の戦略は“水出し”など多様化する「アイスコーヒーの楽しみ方」を訴求し、さらなる成長を図る。今夏には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、約4000万人の外国人が日本を訪れると予想されるなど、「日本のコーヒーのおいしさや魅力、価値」を訪日外国人に提供できる絶好の機会となる。これに呼応する形で、各社から家庭用・業務用製品で、「エシカル消費」に対応する製品提案や「サステナブルなコーヒーの実現」に向けた取組みも目立つ。一服した国内消費も19年は回復傾向にあり、さらなる成長に向け、取り組む春夏となる。(本吉卓也)
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◆コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒーの未来に向けて 各社、対応を加速
飲料 2020.02.28「令和」最初の春がやってくる--。20年春夏各社の戦略は“水出し”など多様化する「アイスコーヒーの楽しみ方」を訴求し、さらなる成長を図る。今夏には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、約4000万人の外国人が日本を訪れると予想さ…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒー用クリーム 鍵は時代に合った価値訴…
飲料 2020.02.28家庭用のインスタントクリーミングパウダー(ICP)市場は、ブラック飲用の浸透などコーヒーに対する消費者嗜好(しこう)の変化もあり、年率10%程度での減少傾向が続く。メーン購買層は50~60代が根強いことから、これまで各社料理用など別用途を進めてきたが…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒー用クリーム=味の素AGF
飲料 2020.02.28●原点回帰の提案強化 味の素AGFは「マリーム」で、インスタントコーヒー(IC)と一緒に店頭に並べて売っていく「原点回帰」での提案を強化する。「コーヒーに入れて使うもの」としての認知・価値の浸透に向けて、商品の露出や顧客接点の拡大策を進めていく。 …続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒー用クリーム=森永乳業
飲料 2020.02.28●60周年へ話題づくり 森永乳業の「クリープ」販売実績は、市場をやや上回る形で推移している。今期はSNSでアレンジレシピが話題になるなど、日本で唯一ミルク由来の成分を原料にしている独自性が注目された。来期も、2021年の発売60周年に向けて価値・話…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒー用クリーム=ネスレ日本
飲料 2020.02.28●家庭内外の飲用機会拡大へ 2019年のクリーマー市場(パウダータイプ・リキッドタイプ)で金額シェアナンバーワンのネスレ日本の直近業績は、市場並みで推移している。今期は「ネスレ ブライト」と「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」とのセット提案を…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:Unir 日常提案を継続
飲料 2020.02.28●関西でスペシャルティーコーヒーの草分け 【関西】関西でスペシャルティーコーヒー文化を広げてきたUnir(ウニール)。スペシャルティーコーヒーが世の中に認知され、ブームとなる前の2006年から、家庭で楽しむ日常コーヒーに選んでほしいと、抽出技術が味…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:ワタル・小澤志朗顧問 コーヒー生豆国際市況
飲料 2020.02.28◆最大の懸念材料は「新型コロナ」 消費・生産への影響、注視する必要も コーヒー生豆国際市場の昨年の総括と今年の相場の状況や展望をワタルの小澤志朗顧問に分析してもらった(2月19日現在)。 ◇19年海外市況 ●低価格帯から高騰へ 昨年は9月まで…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:味の素AGF 4キーワードで新需要創造
飲料 2020.02.28味の素AGF(AGF)は今春、「AGFスペシャリティによる市場創造」を最大テーマに、「パーソナル化」「プレミアム化」「健康栄養価値化」「社会課題解決」という四つのキーワードへの対応を加速させ、新たな需要創造に挑む。 主力の「ブレンディ」スティックで…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:ネスレ日本 新たな世界観で拡大へ
飲料 2020.02.28ネスレ日本は「ネスカフェ ゴールドブレンド」「ネスカフェエクセラ」に新たな世界観を提案する。 華やかな香りでフルーティーな“香る浅煎り”が特徴の「ネスカフェ ゴールドブレンド 香り華やぐ」(瓶・80g/120g、エコ&システムパック・65g、同10…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:UCC上島珈琲 価値再訴求・SDGsを強化
飲料 2020.02.28UCC上島珈琲は春夏戦略として、(1)「家淹れアイス・COLD BREWの啓蒙」を図るアイス専用レギュラーコーヒー(RC)製品ラインアップの強化(2)VP(真空包装)の価値再訴求による小容量カテゴリーの強化(3)包装パッケージやレインフォレスト・アラ…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:キーコーヒー “次の100年”へ歩み進める
飲料 2020.02.28キーコーヒーは20年8月、創業100周年を迎える歴史と知見を結集し、春・夏商品開発テーマとして「一杯の価値を見直す」を掲げ、さらなる進化を図る。 “今までの100年”と“これからの100年”を象徴する商品提案で、100周年を盛り上げながら、次の10…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:小川珈琲 ドリップバッグで情緒的価値を訴求
飲料 2020.02.28●エシカル消費をより身近に 【関西】小川珈琲は春夏新商品として、これまでRCのみで販売していた期間限定シリーズの「春」「夏」に、ドリップも投入する。その季節にあう豆の味を、より手軽に楽しめるようになった。美しいパッケージデザインとともに、コーヒーの…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:片岡物産 「モンカフェ」期間限定ブレンド
飲料 2020.02.28●「グァテマラ ウエウエテナンゴ」追加発売なども 片岡物産は、コーヒー鑑定士が選んだ6種類の味わいを楽しめるドリップコーヒー「モンカフェ バラエティパック」(12袋入り)に期間限定のブレンドを加え、2月下旬以降、全国のスーパーなどで、リニューアル発…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:石光商事 循環型コーヒー投入 近大と開発
飲料 2020.02.28【関西】石光商事のコーヒー飲料部門の20年3月期第3四半期は、売上げ90億7400万円(前年比4.1%減)、原料は同8.8%減、製品は同3.4%増となった。一方、近畿大学とともに開発した循環型コーヒー「Global Goals Coffee」を14日…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:日本珈琲貿易 マイルド志向啓発へ
飲料 2020.02.28●「ハニー精製方法」で甘みを醸し出す 【関西】日本珈琲貿易の19年10月期業績は、コーヒーと食品の両事業が好調に推移している。「挑戦の改革」をテーマにここ数年来取り組み、3期連続増収の売上げ112億7800万円と、増益を確保した。得意先別の提案営業…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:萩原珈琲 灘のおやじら考案オリジナルブレン…
飲料 2020.02.28【関西】萩原珈琲は神戸市灘区在住のおやじたちがコーヒー豆を配合したRC「灘のおやじブレンド」を3月13日までの期間限定で発売している。同社では社内コンペで選出した限定ブレンドを春、夏、クリスマスなど年間5回以上展開するが、社員以外が調合したRCブレン…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:群馬製粉 米粉製粉技術生かし微粉砕コーヒー…
飲料 2020.02.28群馬製粉は米粉製粉技術を生かし、焙煎したコーヒー豆を微粉砕すると同時に、豆の香りや風味を残した「カフェリーヌ・ラフィネ」を発売。他の食品原料とよくなじみ、飲料はもとより、製菓・製パンなど、コーヒーを使った商品開発の幅を広げた。 和菓子用上新粉の常温…続きを読む