ふりかけ・お茶漬け特集
ふりかけ・お茶漬け市場は前期、明暗を分けた。ふりかけは規模を微減し、お茶漬けは大幅に拡大した。前年の特需からの反落もふりかけで大きく、お茶漬けは微少。今期は失った弁当・おむすび利用の回復案、用途拡大策、内食を習慣にする成長戦略が揃う。市場継続と発展が果たせるか両市場の動向、展望を追った。(吉岡勇樹)
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◆ふりかけ・お茶漬け特集:前期は明暗 回復・成長策揃う
水産加工 2021.04.19ふりかけ・お茶漬け市場は前期、明暗を分けた。ふりかけは規模を微減し、お茶漬けは大幅に拡大した。前年の特需からの反落もふりかけで大きく、お茶漬けは微少。今期は失った弁当・おむすび利用の回復案、用途拡大策、内食を習慣にする成長戦略が揃う。市場継続と発展が…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ふりかけ 再び停滞も定番など好調
水産加工 2021.04.19ふりかけ市場は前3月期、前年比約2%減の376億円で着地したとみられる。コロナ特需で微増した19年度から一転。再び縮小傾向に陥った。20年2月末の休校要請でメーンユーザーである子どもが登校、外出自粛。コメ需要が急増し、周辺商材の代表格であるふりかけも…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:お茶漬け 前年比2桁成長 反動減も微少
水産加工 2021.04.19お茶漬け市場は前期、前年比11%増の194億円で着地したとみられ、久しぶりの2桁増を果たした。ふりかけ同様に20年2月から急伸し、以後も好調。もともと年末年始に続く第2の需要期の夏に大幅に伸ばした。続く秋も増大し、永谷園の「めざまし茶づけ」が後押し。…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:丸美屋食品工業 「おうちごはん」を深化
水産加工 2021.04.19●「鬼滅」など新商品が好調 丸美屋食品工業は増えた内食をおいしく、楽しくする「おうちごはん」企画を深める。自宅でもおむすび、弁当を活用して、家事の負担を軽減してもらう。今12月期業績は大幅に伸ばした前年同期から反動減。苦境でも通年化した「鬼滅の刃ふ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:永谷園 お茶漬け2桁成長 「めざまし」で親子喚起
水産加工 2021.04.19永谷園は前3月期、お茶漬け売上げを前年比2桁増と大幅に伸ばしたとみられる。コロナ対策の内食増で通年、支持された。食べやすくて朝食向きと伝える「めざまし茶づけ」を行い、メーンユーザーの親子世帯を増やした。今期も企画を深めて健康習慣にしてもらう。ふりかけ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:三島食品 「ひろし」新発売 「ゆかり」シリーズ大反響
水産加工 2021.04.19三島食品の20年12月期決算は、売上高138億8900万円と前年比3.5%減の減収増益の着地となった。同社の売上構成比は、家庭用が約4割、業務用が約6割。コロナ禍の影響で内食需要が増えたことから家庭用に関しては主力の「ゆかり」シリーズや「炊き込みわか…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:大盛食品 「糸島グルメ」本格化へ 天然真ダイにこだわ…
水産加工 2021.04.19大盛食品では企業テーマとして「おふくろの味」「忘れられない味」「感動できる味」を掲げ、伝統的な味を受け継ぎ、化学調味料を使用しない無添加商品を基本としている。 国産原料にこだわり、博多に本社を置く食品メーカーとして、博多をテーマに、明太子や豚骨風味…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:フタバ お湯注げば中華スープに「豚骨味ふりかけ」
水産加工 2021.04.19フタバでは昨秋、博多ラーメンの神髄、豚骨ラーメンをふりかけにして商品化した。この豚骨味は多くの九州人になじみがあり、ラーメンの代表として位置づけられている。 同社ではこれを「豚骨味ふりかけ」として発売し、人気を博している。ご飯はもちろん、夏にはそう…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:田中食品 創業120周年 「旅行の友」に減塩タイプ
水産加工 2021.04.19田中食品の21年1月期決算の売上高は、ほぼ前年並みの着地となった。コロナ禍による内食需要増により3~4月は前年実績を大きく上回る業績で推移したが、月を追うごとに出荷量も落ち着いている。昨年は、「旅行の友」や「鰹みりん焼」「ミニパック30袋入り」などの…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:Mizkan 「おむすび山」具材感アップ
水産加工 2021.04.19Mizkanの20年はコロナ禍で内食需要好調を追い風にふりかけ市場は拡大したものの、おにぎりの素は全国的に行楽が控えられたことから市場は縮小した。食品スーパーの特売中止などで販促獲得が難しい状況も加わり、おむすび山は最終的に大きく前年割れとなった。 …続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:日本海水 新商品「博多明太子ふりかけ」拡販
水産加工 2021.04.19日本海水の21年3月期のふりかけ・お茶漬けカテゴリーの売上げは前年同期を上回った。ふりかけは業界で初めてスーパー大麦を使用した「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」がコロナ禍の影響で伸び悩んだが、主力の「すべてが国産」シリーズや付加価値商品…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ニチフリ食品 「無添加20袋」など順調
水産加工 2021.04.19●「新生姜味」好スタート ニチフリ食品の前2月期は、前年実績並みの売上げで着地した。「化学調味料無添加20袋入り」といった家庭用商品が好調で、業務用の苦戦を補った。新商品は「岩下の新生姜味」「マルコメ料亭の味風」「ドラえもんみそ汁」など多数。特に「…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:にんべん 強みの食感・具材感を訴求
水産加工 2021.04.19●「おかか90g」支持集める にんべんは3月、主力の「しっとりソフトふりかけ」をリニューアル発売し、強みにする食感、具材感などを包装前面で訴える。ドライタイプに優る味わいを伝え、低い購入率を伸びしろにする。前3月期売上げはコロナ禍で苦戦したが、「お…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:大森屋 新商品「パリパリわかめ兄弟(兄妹)」出足好調
水産加工 2021.04.19大森屋が2月に発売した「パリパリわかめ兄弟(兄妹)」が、2~3月の売上高で4000万円(2品計)と初年度目標の112億5400万円に向けて、順調な出足を見せている。 同品はパリパリとした食感が斬新なふりかけ。大きさと食感の異なる2種類のパリパリワカ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:浜乙女 麺用「悪魔やくみ」で支持拡大へ
水産加工 2021.04.19浜乙女は2019年8月発売の「混ぜ込み 悪魔めし」が好調で、第2弾「同焦がしねぎ塩」も好評。それに続く第3弾として、麺用ふりかけ「悪魔やくみ」を3月1日発売した。8月31日までの期間限定で、全国量販店で販売する。コロナ禍で在宅需要が継続する夏季向け商…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:白子 お茶漬け刷新 ふりかけは「ガリゴリ」新発売
水産加工 2021.04.19白子は「お茶漬けめぐり」「サラサラ」を刷新し、ふりかけは4年ぶりに新商品を発売した。お茶漬けは強みの海苔、カツオだしを増やして、内食増に応える。新たな「ガリゴリふりかけ」は食感と辛味を利かせて市場に再挑戦。開発サイクルを早めて消費者に驚き感動してもら…続きを読む