中国地区小売流通特集
◆コロナ禍、地域のライフラインに高まる重要度
中国地方では少子高齢化や人口減少が引き続き進行しているが、依然としてドラッグストア(DgS)や食品スーパー(SM)の新規出店が続いており、食品関係の売場面積の拡大が続いている。また、昨年からは新型コロナウイルス感染症の拡大により社会生活は一変し、中国地方でも広島県や岡山県に緊急事態宣言が発令されるなど地域社会全体に影響が出ている。そうした状況下で中国地方で展開する食品スーパー各社では、再編や新規出店、店舗リニューアルなどが行われており、厳しい環境下で生き残りをかけた動きが続いている。数年前から自然災害発生時におけるSMのライフラインとしての存在価値が高まっているが、今回のコロナ禍でもその重要度は増している。地域住民になくてはならない店舗を目指し、各社ともさまざまな店舗運営を行っている。今回は、今春に広島市内にオープンした新店舗2店と大型改装行った1店舗を取材した。それぞれの店舗の特徴や商品施策などをまとめてみた。(中国支局長=浜岡謙治)
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◆中国地区小売流通特集:中国エリア、小売流通業の再編続く
特集 小売 2021.07.21◆コロナ禍、地域のライフラインに高まる重要度 中国地方では少子高齢化や人口減少が引き続き進行しているが、依然としてドラッグストア(DgS)や食品スーパー(SM)の新規出店が続いており、食品関係の売場面積の拡大が続いている。また、昨年からは新型コロナ…続きを読む
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中国地区小売流通特集:ハローズ熊野店 広島西部エリアへ出店続く
特集 小売 2021.07.2124時間の食品スーパーとして広島県や岡山県、兵庫県、香川県、愛媛県、徳島県などで店舗を展開しているハローズ。長期目標として瀬戸内商勢圏180店舗体制の確立を目指す同社は、広島県西部エリア30店舗体制に向けて、19年の「海田市駅前店」(広島県海田町)の…続きを読む
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中国地区小売流通特集:フジ古市店 中四国でのドミナント推進
特集 小売 2021.07.21「中四国くらし密着ドミナント」を経営ビジョンに掲げ、中四国エリア内でのドミナント戦略を推進しているフジ。3月には広島市安佐南区にSM店舗「フジ古市店」を新規オープンした。安佐南区は広島市の中でも世帯・人口が増加傾向にあるエリアで、04年に開業した複合…続きを読む
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中国地区小売流通特集:フレスタ横川本店 創業の地、3月にリニューアル
特集 小売 2021.07.21今年創業134年目を迎えた広島の老舗スーパーのフレスタ。昨年、創業の地である「横川店」にあった本部機能の移転を機に店舗の大型改装が行われ、本来の役割である「本店」の機能を持たせた「横川本店」が3月リニューアルオープンした。同社創業の精神である「正直な…続きを読む