本格焼酎特集2023
日本酒造組合中央会がまとめた22年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、37万6397klとなり前年の37万4536klと比べ0.5%増だった。原料別で見ると芋が16万5230kl(構成比43.9%)で前年比0.9%増。麦は16万3488kl(同43.4%)で同0.7%増。コメは2万9897kl(同7.9%)で同1.2%増。そばは6633kl(同1.8%)で同7.6%減などとなった。(大屋良太)
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◆本格焼酎特集:新規軸商品の開発意欲高まる ユーザー開拓に売場で仕掛けを
酒類 特集 2023.05.10日本酒造組合中央会がまとめた22年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、37万6397klとなり前年の37万4536klと比べ0.5%増だった。原料別で見ると芋が16万5230kl(構成比43.9%)で前年比0.9%増。麦は16万3488kl(同4…続きを読む
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本格焼酎特集:芋=基腐病影響拡大続く
酒類 特集 2023.05.10構成比が最も大きい芋製焼酎の22年課税移出数量は、前年比0.9%増の16万5230kl(構成比43.9%)だった。県別では、宮崎県が4.5%増(10万0295kl)と増加に転じ、全体の数量を押し上げた。 芋製焼酎に深刻な影響を与えているのが、サツマ…続きを読む
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本格焼酎特集:コメ=最大産地熊本に期待
酒類 特集 2023.05.10コメ製焼酎の22年課税移出数量は、前年比1.2%増で2万9897kl(構成比7.9%)となった。「サツマイモ基腐病」の拡大、芋製焼酎の価格改定なども影響した代替需要の存在が考えられる。 最大産地である熊本県では、1万0258klで同3.5%減となり…続きを読む
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本格焼酎特集:麦=麦拡販の動き強まる
酒類 特集 2023.05.10麦製焼酎の22年実績は、前年比0.7%増の16万3488kl(構成比43.4%)だった。主産地である大分県は8万5203kl(前年比3.5%増)。福岡県は3万2824kl(同4.9%減)だった。前年は同4.0%減だった大分県。同県での生産が増加に転じ…続きを読む
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本格焼酎特集:そば=日本食と親和性活用
酒類 特集 2023.05.10そば製焼酎の22年実績は、前年比7.6%減の6633kl(構成比1.8%)となった。主産地で見ると宮崎県で同6.2%減の4632kl、福岡県で同11.8%減の1749klに。福岡県でかなり大きな減少した。 同原料商品については、明るい話題がある。そ…続きを読む
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本格焼酎特集:その他=観光需要生かせるか
酒類 特集 2023.05.10主要4原料以外の酒かすのほかその他(ごま・黒糖など)といった本格焼酎は、22年実績であわせて前年の1万1603klに対して3.9%減の1万1149kl(構成比3.0%)となった。減少幅は前年並みとなっている。 ごま製焼酎を展開する紅乙女酒造では昨年…続きを読む
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本格焼酎特集:霧島酒造 持続可能な焼酎造り目指す DXも推進
酒類 特集 2023.05.10霧島酒造は酒類市場について、日本国内の人口減少の影響を受け、少しずつ小さくなっているとみている。加えて、物価上昇による買い控えが目立つようになり、健康志向、家飲み需要の高まりなどさまざまな要因で、選ばれるお酒、飲み方の多様化がさらに進むと予測している…続きを読む
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本格焼酎特集:三和酒類 RTD商品、ファン育成へ地道に拡販
酒類 特集 2023.05.10三和酒類は本格焼酎利用の玄関口として、RTD商品を展開している。2022年6月には限定出荷品として「同 Lemo-chiko」を発売した。また昨年は「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」をリニューアル。厳選した大分県産カボスを使った…続きを読む
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本格焼酎特集:雲海酒造 そば焼酎、関東エリアでも販促強化
酒類 特集 2023.05.10雲海酒造では22年度実績について、業務用ではコロナ感染者数の状況によって売上げに影響する状況が継続しているものの、瓶の売上げは前年以上で着地したという。家庭用市場は、前年の家飲み需要も若干落ち着きをみせ、パックの売上げでみても前年並みの実績だったとし…続きを読む
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本格焼酎特集:薩摩酒造 「神の河で自然割」を引き続き訴求
酒類 特集 2023.05.10薩摩酒造では、本格麦焼酎「神の河」のテコ入れに取り組んでいる。同品は二条大麦を原料に、単式蒸留機で蒸留した原酒を、3年以上貯蔵・熟成させて仕上げた商品。長期熟成ならではのふくよかな香り、まろやかな味わいが特徴だという。 昨年6月には大自然の中で楽し…続きを読む
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本格焼酎特集:宝酒造 芋100%「一刻者」「ISAINA」販促
酒類 特集 2023.05.10宝酒造の23年3月期(22年4月~23年3月)における本格焼酎の販売数量は、4670kl(前年比7%減)で、市場並みの進捗(しんちょく)となっている。直近ではウエートの高い業務用が回復してきた。若年層をメーンユーザーに和酒の「香りニーズ」をとらえ、2…続きを読む
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本格焼酎特集:高橋酒造 「白岳KAORU」に星空ボトル
酒類 特集 2023.05.10高橋酒造では、2022年度実績として、売上げはほぼ昨年と同等で推移した。外飲み需要が少しずつ回復し、「白岳 しろ」シリーズの出荷が好調。また首都圏を中心に、「白岳KAORU」900mlパックなどの出荷が伸長した。 同社商品の中で、配荷率、認知率とも…続きを読む
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本格焼酎特集:田苑酒造 「音楽仕込み」発信のきっかけに
酒類 特集 2023.05.10田苑酒造は最近の振り返りとして、昨年10月に実施した価格改定が課題として大きかったという。冬までの間はコロナ禍の影響で、商談が難しい状況が続いた。2月以降は、その点も徐々に改善され営業活動がしやすくなったとしている。 価格改定のタイミングに合わせ、…続きを読む
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本格焼酎特集:浜田酒造 スパイシーな香り系新製品で品揃え強化
酒類 特集 2023.05.10浜田酒造では昨年10月の芋焼酎の価格改定後は、商品全体で見ると、売上げへの影響も少なく、利益率改善にもつながったという。 主力の海童ブランドは、昨年一部休売したが、対象外の容量商品での利用は堅調で、同ブランド全体では底堅く推移したとしている。海童フ…続きを読む
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本格焼酎特集:本坊酒造 九州産二条大麦使用「琳の華」発売
酒類 特集 2023.05.10本坊酒造の主力商品の一つである「あらわざ桜島」は、特許製法「磨き蒸留」により、蒸留中のもろみに空気を満遍なくいきわたらせ対流を発生させ釜内部の安定均一化を実現。なめらかで軽やかな味わいが特徴だ。プロサッカー選手Jリーグ・ヴィッセル神戸所属の大迫勇也氏…続きを読む
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本格焼酎特集:紅乙女酒造 樽熟成商品で新ブランド “香り”体感を
酒類 特集 2023.05.10紅乙女酒造では、市場動向全体を業態別に見た場合、他社製品含めドラッグストアで1升パックがよく定着しているのが特徴的だとみている。 昨年3月に「紅乙女 STANDARD」で900mlのスリムパックを発売。得意先からの要望もあってのものだ。同社商品の中…続きを読む
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本格焼酎特集:小正醸造 SNSで情報発信、社内に協業体制
酒類 特集 2023.05.10小正醸造では、昨年7月に「小鶴 the Banana」「小鶴 the Muscat」で1升瓶を発売。業務用でも展開しやすいよう品揃えを強化した。フレーバー焼酎の市場全体は、利用が定着してきている印象だという。 1997年に誕生した酒販店限定ブランド…続きを読む
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本格焼酎特集:日本酒造組合中央会、夏に国内大規模イベント
酒類 特集 2023.05.10●輸出は認知・流通に課題 日本酒造組合中央会は国内外の需要開拓に向けてさまざまな取り組みを展開している。国内では夏に大規模イベントを実施するほかバーテンダーを対象としたワークショップを開催しバー需要も開拓。輸出拡大については本格焼酎の認知拡大と流通…続きを読む
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本格焼酎特集:九州経済産業局、本格焼酎・泡盛の輸出拡大へ
酒類 特集 2023.05.10●「Kura Master」と交流推進 九州経済産業局では、九州の食品輸出額を2025年までに2200億円まで拡大することを目指している。大きな基盤では、地域商社の連携体として、20年1月に「九州の食輸出協議会」を設立。地域商社で構成されており、九…続きを読む