全国小売流通特集2024
全国小売流通特集:エリア動向=北海道 3強下も市場環境激変
2024年の道内小売・流通業界は、小売の再編加速が激しい。2月はイオンがツルハホールディングスの子会社化を発表、店舗の順次閉店を進めるイトーヨーカ堂は北海道からも撤退を表明。4月にはイオン北海道が西友のGMS事業を承継し、札幌市内9店舗の取得を決定するなど、道外大手の撤退で道内流通業界は一つの節目にある。アークス、イオン北海道、コープさっぽろの3強がひしめく中、垣根を越え激変する市場環境への関心が高まっている。(角守建哉)
●全国系撤退で再編加速
アークスは5月28日