尾西食品は、非常食アルファ化米最大手企業として、能登半島地震発震後、農林水産省の要請で30万食の商品を供給するなど、社会的役割を果たしている。最近では、東京都内で、発生後に災害食や防災グッズを配布するのではなく、事前に準備してもらおうと、全世帯に防災用品に絞ったカタログギフトを配布する区もあり、今後の波及効果も含め、対応を始めている。 一方、個人需要も1月以降は前年を上回る過去最高売上げを更新し、中でも業界初のレンジアップが可能な「レンジ+(プラス
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災害食は、頻発する自然災害の中でも1月の能登半島地震を契機に、人々の防災意識は一気に高まり、専業メーカーの売上げは大きく拡大。供給が受注に追いつかない状態もあったが、直近では少し落ち着いてきた。(佐藤路登世)
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