鏡もち特集
◆鏡もち特集：今後を占う試金石の年 新生活様式見据え商品開発
トップシェアの越後製菓は、鏡もち業界初のエコマーク取得を前面に打ち出した。元来の正月文化復権と同時に、こうした新しい取組みの広がりも業界全体で求められる
サトウ食品は話題の「鬼滅の刃」とコラボレーションすることで、鏡もち売場の消費を喚起する
たいまつ食品は新しい時代の多様な生活スタイルに合わせた商品ラインアップで新規需要獲得を掘り起こす
◆環境配慮商品など進化も
鏡もち市場は、年末商戦が本格スタートした。来年の干支（えと）は「寅（とら）」。新しい生活様式となって2回目の正月を迎える今シーズンは、家族で過ごす新年を意識した商品を各社ラインアップ。これまでお供えしてこなかった家庭の掘り起こしを目指す話題喚起策と同時に、昨年初めて、または回帰してきた消費者をどうつなぎ止めるか試金石となりそう。鏡もちを飾る日本古来の正月文化復権なるか注目される。引き続き小型化のトレンドは継続するが、11月
