日本食糧新聞社主催の食品ニューテクノロジー研究会は5月22日に東京・入船の食情報館で定例セミナーを開催。「凍結保存法とコールドチェーン 持続可能性と品質を両立させる技術」をテーマに、東京海洋大学・学術研究院・食品生産科学部門・松本隆志教授が座長を務め…続きを読む
●「カーボンニュートラルを実現するための食品の凍結保存技術」 東京海洋大学食品生産科学科食品品質設計学講座食品冷凍学研究室・渡辺学教授 冷蔵は食品保存法の一つであるが、塩蔵、乾燥、加熱滅菌などとは異なり、食品の温度を低下させるだけで保存性が付与されるた…続きを読む
●「食のコールドチェーンに関する技術開発テーマを探る」 東京大学大学院農学生命科学研究科・荒木徹也准教授 1965(昭和40)年に、当時の科学技術庁資源調査会が公表した「食生活の体系的改善に資する食料流通体系の近代化に関する勧告」(いわゆるコールド…続きを読む
坂本哲志農林水産大臣は14日、「食料・農業・農村基本法改正法の成立に当たって」とする談話を公表した。今後の食料政策の基本理念と方向性を定めた同法は5月29日に成立し、6月5日に公布・施行された。また食料供給困難事態対策法など、改正法の方向性に即した関…続きを読む
◆ヘルスケアフード市場 高まる「食」への期待 医療サービスの対価となる「診療報酬」、介護サービスの対価となる「介護報酬」、障がい者障がい福祉サービスの対価となる「障害福祉サービス等報酬」の同時改定が4月に行われた。 「診療報酬」の改定では、患者の…続きを読む
●問われる持続可能な社会保障の在り方 団塊世代すべてが後期高齢者となる2025年が目前に迫っている。持続可能な社会保障の在り方が問われる中、「食」はどのような役割を果たすことができるだろうか。ヘルスケアフード市場をけん引する関西企業の動向からひも解…続きを読む
ラベルの愛称は「みえるらべる」--。温室効果ガス(GHG)削減と生物多様性の保全に向け、農林水産省は生産者の取組みと寄与度に応じて生産物に表示するラベルの呼び名を14日公表した。同省は脱炭素の見える化事業として、3月からラベル表示を本格運用している。…続きを読む
太陽化学は、腸内細菌叢の改善に有用な水溶性食物繊維として知られるグアーガム分解物(以下PHGG)に着目し、その摂取が肌機能の維持・改善に有用であることを発見し、学術誌「Journal of Clinical Biochemistry and Nutr…続きを読む
【九州】現在、九州食品企業の間でも少子高齢化による国内市場縮小を見据え、海外展開に注力する企業が目立つ。しかし、海外進出には、専門人材確保の課題がある。例えば海外展示会での商談など、現地での訴求場面でコミュニケーションの円滑化を図る場合も外国人材活用…続きを読む
政府が11日に決定した「女性版骨太の方針2024」によると、女性の更年期に対応する日本発のフェムテック製品・サービスの活用促進や、企業における女性の健康課題へのさらなる取組み促進などが盛り込まれた。 同方針によると、女性活躍の一層の促進に向けて、企…続きを読む