食品安全に関する認証制度「TQF規格」を管理する台灣優良食品發展協會(TQFA)の招待により、台湾食品企業訪問の機会を得た。本連載では、革新を続ける台湾業界を全6回で紹介する。(武藤麻実子)
詳細 >冷凍食品が「昔に比べておいしくなった」と聞く機会が多い。なぜ、どう品質を高めてきたのか。一つは、均一に急速冷凍ができる技術の進化があるといわれる。しかし冷食メーカーは「画期的な技術革新よりも地道な改良の積み重ね」という▼ニチレイフーズは今春の業務用新…続きを読む
【静岡】地元で収穫された産地直送野菜・果物を多く取り揃えるUna casita farm(おなかすいたファーム)サントムーン柿田川オアシス店(静岡県清水町)は生産者が見える販売戦略に注力して支持を集める。望月大輝店長は「お客さまの数が昨年より増え、買…続きを読む
水耕栽培と養殖を掛け合わせた次世代の循環型農業「アクアポニックス」事業を展開するアクポニは、4月から神奈川県藤沢市の自社農場「ふじさわアクポニビレッジ」で、産業ガスメーカーである日本エア・リキードとエア・リキード・ラボラトリーズ(以下、2社を総称して…続きを読む
NTTビジネスソリューションズとウエルクリエイト、アサヒバイオサイクルは大阪・関西万博において、会場内から排出される生ごみ(食品残さ)などの有機廃棄物を堆肥にリサイクルする「地域食品資源循環ソリューション」を提供する。万博および日本館の共通テーマであ…続きを読む
【関西発】大阪・道頓堀の商業施設「中座(なかざ)くいだおれビル」が3月26日、リニューアルオープンした。エントランスには、改装工事を開始した24年6月から姿を消していた大阪を代表するマスコット「くいだおれ太郎」が復活。“食い倒れの街”にふさわしい充実…続きを読む
農林水産省が集計した2月の農林水産物・食品輸出額は、前年同月比20.2%増の1287億円余となり、7ヵ月連続で増加した。(紫藤大智) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
新年度の始まりとなる4月は、食品界の経営に影響を及ぼす制度や仕組みの変化が相次ぐ。昨年4月の「2024年問題」から1年を経て、1日付で改正物流効率化法(改正物効法)が段階的にスタート。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」を5年ぶりに改定したのを受け、…続きを読む
年々減少する北海道の昆布生産。24年の生産量(速報値)は8500tで、統計をとり始めた1958年以降で初めて1万tを下回った。国内生産の9割を占める道産昆布の記録的な不漁続きで、日本の昆布文化が危機を迎えている▼全国の6割を占める有明海産を中心に、国…続きを読む
23年の農業・食料関連産業の国内生産額(概算値)は、前年比7.9%増の124兆6926億円となり、97年の過去最高値を更新した。増加は2年連続。うち食品製造業は円安・原料高や物流・エネルギー費上昇による生産コスト増が生産額に反映され、過去最高額となっ…続きを読む