ヤマサ醤油は今12月期、業務用売上げを回復して増収で推移している。コロナ後の外食回復にインバウンド消費が加わった。家庭用も前年実績を上回って「鮮度生活」300mlを浸透させた。千葉県推奨の「黒アヒージョ」アンバサダーとして醤油の新たな魅力も発信してい…続きを読む
キッコーマン食品の今期4~9月売上げは前年比5%増と好調に推移し、トップブランドの「いつでも新鮮」シリーズで特に大容量620ml、だし醤油を伸ばした。今冬からすき焼き提案を推進して王道メニューを訴求。調理と醤油への関心を誘い、トライアル購買を促進する…続きを読む
醤油市場は24年、出荷量の下げ止まりが久しぶりに見られ、価格改定が浸透して収益改善も進んだとみられる。国内外で単価が高まって価値向上。輸出を増やして国内消費減をカバーする、成熟市場の継続策が明示できた。値上げによる増収効果は一時的。平年に戻る来年以降…続きを読む
キユーピーはレギュラーマヨネーズの賞味期限を12ヵ月から13ヵ月に延長する。家庭用主力容量の450gと350gで12月製造分から実施。併せて年月日表示を年月表示に切り替える。 同変更により、家庭での賞味期限切れロスや流通段階での納品・販売期限切れロス…続きを読む
キユーピーは2025年に発売100周年を迎える「キユーピーマヨネーズ」の記念ロゴとスローガンを発表した。ロゴはマヨネーズのパッケージでおなじみの赤い網目の菱形をモチーフにデザイン。スローガンは「still in progress.キユーピーマヨネーズ…続きを読む
【長野】発酵食品の製造などに携わる長野県内の8団体、企業などでつくるコンソーシアム(共同事業体)「発酵バレーNAGANO」は11月24日、発足1周年を記念したフォーラム「長野県で発酵食のミライを創る」を長野市で開催した。青木時男理事長(マルコメ社長)…続きを読む
「ポンパドール」ハーブティーや「ティーブティック」などを手掛ける日本緑茶センターは2年ぶりに「クレイジーソルト」とホクトのコラボレーションを開催する。キノコのうまみを引き出す同商品の試食販売を12月まで首都圏・東北エリアの一部小売店で実施。定番の肉や…続きを読む
当社は昨年の鳥インフルエンザの拡大による鶏卵不足を教訓に、調達・供給体制を大幅に見直した。ニーズの高い卵加工品に関しては製品在庫にかなり厚みを持たせた。 気候変動や地政学リスクによる調達環境変化や物流需給の悪化を背景に、在庫を持つのは決して悪いこと…続きを読む
江崎グリコは、日本人の塩分摂取過多問題の解決に向け、食品事業で販売する商品の塩分量見直しを加速する。同社の塩分量の見直しは、食品業界で多く見られる定番商品の派生品として「減塩」訴求商品を展開する手法とは一線を画す。11月28日、東京都内で開催した「塩…続きを読む
●産学連携で次世代へつなぐ 【関西】国内生産量が激減する日本古来の香辛料「山椒」の原料安定確保、持続可能な生産体制、さらには次世代での食シーン活用に向け、カネカサンスパイスを軸とする産学連携が進んでいる。同社は世界各地のスパイスの安全・安心、安定的…続きを読む