●農研機構との研究で判明 ニッスイは農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)との共同研究で、気温が低い時期に収穫したブロッコリーほど冷凍加工後に解凍した際の組織軟化が大きいことを明らかにした。同研究論文は、オープンアクセス論文を扱う国際ジャーナル…続きを読む
22年12月に日本水産から社名変更し「ニッスイさん変わったよねと言われるようになった。新しい社名が少しずつ浸透している」と浜田晋吾社長は存在感の高まりに手応えを示す。中計最終の24年度は確固たる経営基盤とモノづくり精神によるさらなる成長を図り計画を達…続きを読む
ニチレイは今年、中計「Compass Rose 2024」最終年度を迎えサステナビリティ・トランスフォーメーション・コールドチェーンの三つをキーワードに計画達成を目指す。大櫛顕也社長は「グループが考える世界観や価値観を共有したい」と企業価値向上を推進…続きを読む
コロナ禍を機に、冷凍食品市場は大きな成長を見せている。その底上げに貢献しているのは、異業種からの新規参入だ。中でも目立つのは外食で、コロナ禍で集客の手段を失ったことを背景に、冷食に新たな活路を見いだしている。 冷食をチャンスとみる企業は続出している…続きを読む
コンビニエンスストアの冷凍食品の開発が新たな局面を迎えている。ローソンが冷凍と解凍技術を駆使し、長期保存できる利点を生かして物流改革につなげる実験に着手した。最大手のセブン-イレブン・ジャパン(SEJ)はイトーヨーカ堂(IY)との連携で、オリジナル冷…続きを読む
●新事業領域を広げる 日清製粉ウェルナは業務用ルートでの新事業領域の拡大を図るため、冷凍自動販売機を活用した製品展開を推進している。同社では、冷凍自販機を人手不足の解消や企業の福利厚生の一環となるツールとして考え、「トレイ・フォーク付き冷凍レンジ用…続きを読む
新店や改装店におけるスーパーの冷凍食品売場は、コロナ前に比べ1.5~2倍に拡大しているのが一般的だ。 この変化は消費者のニーズによるものであることは当然だが、店側の意欲が拍車を掛けている面もある。 売場を拡大する直接の理由は、冷食カテゴリーの幅が…続きを読む
コロナ禍を経て、その価値を再認識された冷凍食品は、今年も引き続き堅調に推移するとみられる。ただ、物流費などの高騰や為替の円安に伴う値上げの影響は長期化しそうで、生活者の節約志向は継続する見通し。昨年、軒並み落ち込んだ販売数量をいかに取り戻していくかが…続きを読む
●調味料認知度生かす 味の素冷凍食品は23年秋の新商品として、味の素社の常温商品「Cook Do」ブランドを横展開したミールキットをエリア限定で23年8月発売。日清製粉ウェルナの「マ・マー」や日清食品冷凍の「Spa王」など、常温ブランドを冷凍食品に…続きを読む
【中部】日本アクセスは24年4月13~28日の16日間、名古屋市で初めて「チン!するレストラン」を開催する。約200種類にも及ぶ冷凍食品やアイスクリームを食べ放題で楽しめるイベントで、22年10月の東京開催と23年6月の大阪開催では好評を博し、今回の…続きを読む