西日本食品工業では、国産はるさめの認知度向上に積極的に取り組む。土産物やギフトなど、これまで取引のなかった業態に向けて発売した「熊本名物 はるさめスープ太平燕」の開発の背景には、“メニュー商品が一つのきっかけになれば”という思いもある。実際、一定の成…続きを読む
きゅうぶつの歴史は70年を超える。同社は1949年、椎茸などの農産物を販売する九州物産商会として設立された。59年には日田椎茸入札市場を開設し、業容を拡大した。 その後76年に九州物産商会から分離し、加工、販売部門として同社の前身が設立された。同時…続きを読む
ビーフンやフォーなどコメを主原料にしためんの市場は順調に拡大しているが、日本産のジャポニカ米は、めん同士がくっつきやすく原料米に適さないことから、タイやベトナムで生産される長粒種のインディカ米を使用している。だが、この市場で50%以上の圧倒的シェアを…続きを読む
日興フーズはデーツの日本での販売強化に乗り出した。デーツは、中東では妊娠中に食べ続けると丈夫な子が生まれるといわれるほど栄養がたっぷり詰まったドライフルーツ。現代の日本人に不足しがちな食物繊維や鉄分、マグネシウム、カルシウムなどの栄養を摂取できると期…続きを読む
おにぎりと米めんのコラボ企画が始まった。5月27日、神明が神戸元町で展開するおにぎり専門店「米処穂(みのり)」で、ケンミン食品が発売した「おかず焼ビーフンオイスターソース味(おかず焼ビーフン)」を惣菜メニューとして提供を開始。コメ卸と米めんの各業界最…続きを読む
業務用市場を軸に展開する信濃雪。学校給食用など需要は堅調だが、輸入・国産大豆の価格高騰など製造コストの圧迫に苦戦する。松島晴実社長は「原材料費は、今後も目に見えて上がる」と予想。21年から段階的に価格改定を行ってきたが、4回目の値上げも検討している。…続きを読む
登喜和冷凍食品のこうや豆腐カテゴリーは、前年を約2%上回る売上げペースで推移している。コロナ禍の落ち着きで回復基調の業務用カット製品、市販用の国産大豆商品、だし付きアイテムが堅調を支える中、特に人気キャラクターとのコラボ商品「すみっコぐらしこうや豆腐…続きを読む
みすずコーポレーションは3月、全形サイズ(16.5g、77mm×55mm×18mm=目安)のこうや豆腐を40分の1にサイズダウンした「うすぎりこうや1/40カット」を、家庭用と業務用でそれぞれ発売した。「食べやすいカットサイズ」をコンセプトに、メニュ…続きを読む
旭松食品は機能性や即食など新機軸を訴求するとともに、従来からのベーシックなメニュー提案に継続して取り組み、新たな価値創出と需要喚起の両面から市場拡大に努める。 2024年3月期のこうや豆腐売上高は前年比2.5%増の36億5600万円となった。こうや…続きを読む
こうや豆腐は、ほぼ100%が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、主要メーカー5社の23年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万4258t、歩留まり率45%で推計した製造量は6416tで、前年を7.6%下回った。…続きを読む