農林水産省が集計した3月の農林水産物・食品輸出額は前年同月比3.3%減の1191億円余となり、先月(1.6%減)から2ヵ月連続で減少した。(紫藤大智) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
こめ油メーカーの三和油脂は2日付で、農林水産省から、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定を受けた。同社はこめ油の精製過程の副産物である脱脂米ぬかや、工場の排水処理で生じる有機汚泥を活用し、作物の肥料となる堆肥ペレットと脱脂米ぬかペ…続きを読む
湖池屋は7日、24年に賃上げを実施すると発表した。賃上げ率はベースアップ6.3%を含む9%。同社は23年にも7月、10月の年2回6.8%の賃上げを実施。さらに、大卒円初任給を2万円アップし、23万8000円にすることを決めた。2年連続で賃上げを行い、…続きを読む
大手CVSが即時配達サービスのQコマース(クイックコマース)を拡大し、本格的に競争が激しさを増しそうだ。セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)とローソンはQコマースの導入を加速し、店舗を在庫拠点にQコマースで加盟店の売上げ向上につなげる。出来たて商品が…続きを読む
農林水産省はマレーシアのクアラルンプールで2日、日本からの輸出拡大を支援する人的ネットワーク「輸出支援プラットフォーム」(以下、輸出PF)を立ち上げた。マレーシアは日本産農林水産物・食品の輸出額実績が過去10年で約3倍と伸びており、日本食レストラン数…続きを読む
スナック菓子メーカーは増産体制の構築を急ぐ。背景にはスナック菓子の好調がある。全日本菓子協会公表の23年のスナック菓子の小売金額は前年比11.2%増の5304億円で、初の5000億円超えを達成。24年1~4月も10%弱増と好調を持続。仮に24年通期で…続きを読む
日本食品添加物協会は、紅麹含有食品による健康被害問題に関する追加情報として、紅麹原料とベニコウジ色素(食品添加物)の比較表を作成し、同協会のWebサイトで公表した。 同協会は以前から紅麹原料とベニコウジ色素(別名・モナスカス色素)」は用途や製法などが…続きを読む
受託給食事業を展開するレパストは4月30日、同日付で同業の東京割烹の全株式を取得し、子会社化したことを発表した。レパストは市場成熟化の進展、人材採用困難化など厳しい環境下で成長戦略の一環として同業企業のグループ化を検討、東京割烹は後継者不在のため外部…続きを読む
コロナ禍を経て一大ブームを形成した唐揚げ市場が、曲がり角を迎えている。日本唐揚協会の調べによると、直近12年間で右肩上がりの成長を続けてきた唐揚げ専門店舗数が、24年に初めて前年を下回った。競争激化による淘汰が背景にある。(藤村顕太朗) ※詳細は後日…続きを読む
農林水産省は4月26日、24年度の「食品の安全性に関する有害化学物質および有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画」を公表した。有害化学物質については、小麦・大麦中のデオキシニバレノールなどのカビ毒、玄米・葉菜類中のタリウム、農畜水産物中の有…続きを読む