大阪・関西万博まで残り1年となった。来場者に楽しんでもらいながら、ビフィズス菌や腸内フローラの可能性を感じてもらう。森永乳業という企業のイメージ向上・ブランド価値の向上を図ることを狙いに準備を進めている。 この取り組みには、「挑戦」する企業文化への…続きを読む
菓子の製造・販売を行うギンビス。1930年の創業以来、「アスパラガスビスケット」「たべっ子どうぶつ」「しみチョココーン」など、世代を超えて愛されるロングセラーを数多く世に送り出してきた。幅広い世代が手に取りやすい商品の販売を続ける一方、同社では高付加価…続きを読む
生産者との対話機会などを通じて、酪農経営環境が非常に厳しいことは十分に認識し、窮状を訴える声もしっかりと受け止めている。乳価改定を重ねて行ったが、まだまだ一定程度の改善であると思う。 やはり、われわれ酪農乳業にとって重要なのは需給の安定だ。需給には…続きを読む
過度の楽観視は禁物だが当社にとっても食品業界全体にとっても円安の影響は限定的と考える。賃上げ幅が三十数年ぶりの高水準といわれる。浸透まで時間はかかるだろうが、物価上昇のペースが昨年に比べ落ち着いていることからも、24年度後半に向け実質賃金は改善してい…続きを読む
中国における23年度の市販用デイリー事業は、競争激化と価格下落で収益が低迷、中国事業通期トータルでの営業利益は約40億円の損失見込みだ。今後3年間で、リバイバルプランを着実に実行して、ブレークイーブンにまで持って行きたい。 中国では大きく分けて4事…続きを読む
エム・シーシー食品の三代目社長に水垣佳彦氏が就いた。国内初のミートソース缶詰や冷凍クリームコロッケなどで日本の洋食文化を培ってきた歴史を持つ同社が、設立者の誕生日、水垣宏隆新会長が社長に就いた3月8日に37年ぶりのトップ交代を果たした。水垣新社長は「…続きを読む
フルッタフルッタの長澤誠代表取締役社長執行役員CEOは、森を作る農業であるアグロフォレストリーに関して「アグロフォレストリーは日本人の農家の知恵が生み出した農法だ。2025年にブラジル・ベレンでCOP30が開催される前に国内に啓蒙(けいもう)していき…続きを読む
◆ガザ地区110万人「壊滅的飢餓」に WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、パレスチナで食料を十分に確保できない人々がガザ地区の人口220万人のほぼ半数に達し、飢饉(ききん)が差し迫っているとの見通しを示し、国際社会に支援を呼び掛けている。前例の…続きを読む
子どもから高齢者まで、メンタルヘルスに不調を抱える人が増える中、うつ病をはじめとする精神疾患の予防や治療に食事・栄養の観点から科学的にアプローチする新しい学術領域「栄養精神医学」が注目されている。2013年に創立された国際栄養精神医学会(ISNPR)…続きを読む
スカンディナビア半島の東側に位置し、世界最高水準の社会福祉制度を持つスウェーデンは、サステナビリティを基軸とした食料安全保障を国家戦略として進めている。雇用の創出と生産の持続可能性を高め、国際的競争力を上げることを第一義に、フードサプライチェーン(F…続きを読む