「原料エノキ茸やガラス瓶容器の供給不安から、積極的に打って出るのは難しい」と信濃産業。「ただ、新商品などで活性化を図っていく必要はある。投入時期などは未定だが、価格と商品力のバランスが取れた商品開発を進めたい」という。 価格改定も行ってきたが、「今…続きを読む
ナガノトマトは、プラスチック製容器の「なめ茸ボトル入り」の市場定着を急ぐ。 家庭用は270g、210gで展開する。「明太子」(270g、210g)「梅じそ」(270g)に、昨年4月発売の「岩下の新生姜入り」(210g)のフレーバーを揃え、「ご飯のお…続きを読む
●値上げや瓶不足で足踏み 量販、一般市場向けのなめ茸製品を手掛ける主要メーカーは長野県に集中しており、これら各社が占めるカテゴリー市場のシェアは90%以上に及ぶ。 長野県缶詰協会がまとめた23年4月~24年3月のなめ茸製造量(会員5社の実績合計)…続きを読む
「もはや、これまでのような事業環境ではない」。国内最大のエノキ茸産地、長野県中野市に本社・工場を置く信濃産業。中野市では今年に入り、主にエノキ茸を生産していたキノコ業者3社が倒産した。となりの飯山市でもブナシメジなどを手掛ける1社が5月に事業停止する…続きを読む
「ご飯のお供」として家庭の食卓を中心に親しまれている、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘じょっぱく味付けしたポピュラーな味わいと買い求めやすい価格を武器に、半世紀以上にわたってスーパーなどの棚に並ぶ瓶詰の定番だが、今、大きな曲がり角を迎えている。 暗…続きを読む
西田精麦は、今年3月にグレインズサラダ専門店「麦と野菜のお店&AttA」をオープンさせた。穀物の新しい可能性を追求し、発信することが狙いだ。 ただそれだけではない。同社はこれまで、製造した商品を口にする利用者と、接点をもつ機会があまりなかったため、…続きを読む
フタバの創業は1913年。薬剤師・吉丸末吉氏の発想から生まれた「御飯の友」はこの年に誕生。昨年は創業110周年という節目の年だった。 国内ではお土産品の需要が回復。観光スポットでOEM商品の動きが良いとしている。観光関連では、熊本県内では「御飯の友…続きを読む
火乃国食品工業は1910(明治43)年、清泉商会として発足し、110年を超える歴史がある。その後、火乃国食品工業が設立され、会社設立後60年以上が経過している。同社がある九州中南部は、古くから阿蘇の伏流水や白川、球磨川など豊かで清冽な水資源に恵まれて…続きを読む
西日本食品工業では、国産はるさめの認知度向上に積極的に取り組む。土産物やギフトなど、これまで取引のなかった業態に向けて発売した「熊本名物 はるさめスープ太平燕」の開発の背景には、“メニュー商品が一つのきっかけになれば”という思いもある。実際、一定の成…続きを読む
山忠の創業は1947(昭和22)年。これ以来、同社は原料の買い付けから加工・選別・製品化までを一括管理する、海藻の総合加工メーカーとなっている。主力は、ヒジキ、ワカメ、海藻サラダ。国内産ヒジキ処理量は日本一でもある。 資源環境の変化を見据えた、人口…続きを読む